職場の上司、同僚、そうした近距離で接する機会にある異性というのはちょっとしたことで「あ、この人良いな」と思うような何かを発見しやすいものです。
実際に好きになった人が同じ部署、職場にいるという女性も後を絶ちませんし、中には職場恋愛の末に結婚したという男女もいるほど、同じ場所に勤務している、または同じ何かに所属しているというのは恋愛的にも強い土台となります。
しかし、その好意を抱いてしまった相手が既婚者である場合、その想いは決して実らないものとして苦しめるだけの気持ちに変わってしまうのです。
そうしたとき、既婚者に対しての思いは実らないとあきらめてしまう人もいれば、逆に実らないからこそ開き直って恋を楽しもうとする人もいます。
そんな叶わないと分かっている恋心の行方とはいったいどんなところなのでしょうか。
この記事ではかなわない既婚者への思いの到達点、苦しい思いの乗り越え方についてを紹介していきます。
実は片思いされやすい!既婚男性が独身女性を惹き付ける理由
独身男性よりも落ち着いた大人の男な雰囲気がある
既婚者男性は実は独身女性から好意を向けられやすく、叶わなくても思うくらいなら、という感覚で好意を抱いている人もかなり多く存在します。
こうした好意を向けられやすい、惹かれやすいと感じてしまう理由としてはやはり、その落ち着いた既婚者ならではの雰囲気が大きいでしょう。
独身男性のような活発でどこか落ち着きのない独身男性とは違い、大人の魅力あふれる、一定年齢以上の落ち着いた雰囲気に他の男性、それも自分がこれまで付き合ってきた男性たちとは違う雰囲気に引き付けられてしまうのです。
独身男性では慌ててばたばたと動き回るか、どうすればいいのか分からないような状態になってしまう場合であっても、既婚男性であれば落ち着いて対応し、他の人たちにきちんと指示を出したりして事態を収拾するために尽力します。
そんな他の独身男性ではできない、落ち着いた対応ができるというのもまた独身女性の心をくすぐるとともに、魅力的に見せてくれるのです。
仕事における頼りがいのある男性としての像に、さらに落ち着いた雰囲気がプラスされることによって、それだけ他の男性にはない、既婚者だからこその魅力のある一面をより強く感じられるでしょう。
普通に接していても魅力的、好きだなと感じるような男性であるのなら、そうしたトラブルに遭遇するとよりその人のことを強く好意的に感じてしまいます。
自分が困ったときに手を差し伸べてくれるような優しさ、周りの人も頼りにするほどの落ち着いた雰囲気、対応、まさに大人の男だからこその特徴を兼ね備えている既婚者だからこそ、素敵だなあとより強く好意を抱いてしまうのです。
がつがつしていないから下心を感じずに接することができる
既婚男性が独身女性から思いを寄せられやすい理由の一つには、女性に対しての肉食具合や迫り方ががつがつしていないというのも大きな点としてあげられます。
独身女性は自分からがつがつ行くこともあるでしょうが、ある程度の年齢の女性や少しそうした男性とのお付き合いにしり込みする傾向にある女性などは、独身男性のがつがつ具合があまり好きではないというケースも多いです。
好きな人に対して一生懸命アプローチしているだけなのかもしれませんが、人によってはそのアプローチの方法がかなり必死なことになってしまっている、または強引な手段や執拗な連絡につながってしまうケースもあるため、がつがつとした男性が苦手だという人も珍しくありません。
また、そうしたがつがつとした態度はあまりにも恋人がいなくて必死になっているという状態に見えなくもないので、女性から見てみるとちょっと引いてしまうような態度で迫ってくる男性もいるかもしれません。
そのため、独身女性の中には独身男性独特のガツガツとした肉食具合がどうにも苦手で避けてしまうような場合もあるのです。
しかし、そんながつがつとした具合もなく、スムーズに接することができるのが既婚男性ですので、落ち着いていて女性に対して必死にアプローチすることもない、そんな安定した態度が独身女性の心をひきつけます。
女性の扱いに慣れている人が多い
既婚者の男性が独身女性に惹かれてしまう理由の中には、相手の女性に対しての態度も挙げられるでしょう。
すでに結婚している男性である通り、既婚男性は基本的に女性の扱いというものをある程度理解している人が多い特徴があります。
もちろん、初めて付き合った彼女と結婚まで至ったという人の中には、交際経験がそれほどないのも相まって女性の扱いが慣れていないという人もいますが、それまでの人生において、結婚に至るまでに複数人の女性と交際経験がある人になると、女性の扱いに慣れていることも多いです。
女性の扱いに慣れているということは、それだけ女性がその男性のそばで動くこと、会話をすることが苦じゃなくなるようになることでもあります。
男性に対して苦手意識があったり、どうしても仕事などのせいで緊張感が抜けきれずにしゃべるにもがちがちになってしまうような状態だったりなど、その人の悩みなどを解決することもできれば、女性扱いをきちんとされることによって特別感を抱くケースもあるのです。
女性の扱いに慣れていない独身男性よりもずっと大切にされているような感覚に陥ってしまうせいもあり、余計に好意を抱きやすくなります。
既婚男性を好きになってしまう女性の心理
下心がないから安心でき、他の男性より心を許せる
既婚者である男性と一緒に過ごす時間があると、どうしてもその人のことを好きになってしまうようなケースは確かにあります。
けれど、こうした結婚していて奥さんがいるという男性にいけないと思っていても好意を抱いてしまう女性はどのような心理なのか、気になるところです。
そんな女性の心理の特徴としてあげられるポイントの一つが、下心がないからこそ安心して接することができ、場合によっては心を許してしまえるほど打ち解けられるようになるというものでしょう。
すでに奥さんがいるということもあり、女性側としては最初接する際に緊張することも少なく、またおかしなアプローチや行動を取らないという安心感がどこかに芽生えます。
それと同時に下心を抱いて不倫を求めてくるような場合もほとんどないだろうと判断できるのもあり、独身男性の社員や職員などよりもずっと近くで接することができるなんて人も多いのです。
けれど、そうして大丈夫、という安心感が強くなるにつれてだんだんと心を許せるのはこの人だけ、と思ってしまうようになります。
一緒にいて安心できる、心を許せて愚痴や相談に乗ってもらいたいと思うような気持ちが芽生え、徐々に「自分にはこの人が必要だ」と思うようにもなるでしょう。
そうした相手が既婚者だから、と安心する気持ちから好意が芽生えていくケースも少なくありません。
特に自分には相手の男性が必要なのだと思う心理にまで発展すると、相手が既婚者であるという現実が邪魔をして、奥さんから奪い取ってやるという強気の姿勢に出る女性と、逆に自分には必要だけれど彼に自分は必要ないのではないか、と困惑してどうしていいのか分からずに迷走してしまうかのどちらかになってしまいます。
もちろん、いけないことだとは分かっているのです。
けれど、分かってはいたとしても自分にはどうしてもその人が必要で、奥さんよりも強い好意を抱いているという自覚が芽生えてしまうことによって、相手の人をより強く求める心理状況になってしまいます。
そのため、心理状況を把握しつつも開き直った女性の中には成功すれば御の字だと言わんばかりに、不倫恋愛に誘う人も一定数存在しているため、中にはお酒の席の間違いを起こそうとしたり、一夜限りだけという条件で縋り付く人もいるでしょう。
頼りがいがあり、結婚している奥さんが羨ましい
既婚者男性の魅力ともいえば、やはり頼りがいのある一面が強く出るところでしょう。
結婚したことにより、奥さんや子供に対しての責任を負う立場になるのもあり、家庭の大黒柱としてしっかりとした態度に変化する人もいます。
独身時代よりもしっかりとして、責任感の強い男性になる変化は見ている女性からすればとても大きな変化であり、それと同時に頼りがいのある印象にも変化しますので一気に好意的な印象を強く持ってしまうものです。
その頼りがいのある一面を知っていくうちにほのかな好意を抱き、そして奥さんに対して羨ましいと思う気持ちが強く募ります。
あんな頼りがいのある、そして格好いい旦那さんがいるわけですのでそれだけ女性側から見てみれば理想の家庭を築いていると言っても過言ではないでしょう。
自分もできれば奥さんのような理想の家庭を築きたい、既婚男性のような素晴らしい男性と結婚したい、お付き合いしたいという羨ましさと願望が独身女性の中に強く根付いてしまい、ほのかな好意がどんどん強く確固たる好意へと変貌していってしまうのです。
無理だとしても思うくらいならば、もしくは叶わなくても自分の思いを知ってもらうくらいなら、と思いのたけをぶつけてしまうこともあり得るでしょう。
自分にとって理想の夫としての何かを持っている
既婚男性に対して好意を抱く女性の中には、その男性が自分の理想の夫としての何かに当てはまっている、もしくは何かしらの特徴を持っているということは多いです。
一定年齢以上の女性で、結婚に対して強い願望を抱いている女性に多く、自分はどんな相手と結婚したいのか、どんな家庭を築いていきたいのかというイメージがある程度固まっていると、自身の理想のパートナーの特徴を持っている異性と交際したいと思うところもあります。
そうした理想の何かを持つ人が近くにいるとなると、好意を抱くには十分なきっかけです。
他に良いなと思える人がいない、もしくは最近恋人と別れてしまって多少時間は経ってしまったが、それゆえにより結婚願望が強くなってしまった女性などは、よりそうした自分にとっての魅力的な異性を求める気持ちが強くなる傾向にもあるので、「この人が私の恋人であれば」「この人が自分の将来を誓った人であれば」と思うようにもなるでしょう。
自分にとって理想の何かを持った異性、それが既婚者であるということに対しても報われない悲恋を思い浮かべて、一人恋に盛り上がる女性も出てくる可能性もあります。
叶わない恋というのはどうしても女性を「自分が悲劇のヒロイン」「報われない恋に悩む切ない女性」としての位置に当てはめてしまいがち。
中でも相手が既婚者で叶ったところで不毛な不倫恋愛の道しか残されていない状況を含めれば、より悲恋や報われない恋であるという意識は高まります。
理想の相手と結婚したい、お付き合いしたい、家庭を築きたい、そんな誰もが抱く気持ちをより強く感じ、そしてその理想の何かを同じ職場の人や同僚が持っているともなれば好意を抱きやすく、できることならお付き合いをしたいと思うもの。
けれど、どうしてもその想いを伝えることは許されませんから、切なく想いを秘めたままにしている人もいるでしょうが、それでも強く好意を持ち、できることならこの想いが成就しますようにと願わずにはいられないのです。
既婚者への片思いは実らないときっぱり諦めるために実践すべき事
その人と自分の絶対に相容れない部分を探す
既婚男性への片思いともなると、相手が奥さんと険悪な仲になっていたり、奥さんとの関係がマンネリだったりするような場合であったりすると、その片思いが実ることも確かにあります。
けれど、普通に考えてその片思いは決して実ってはならないものであり、よりいうのであれば実ることはない可能性が9割を占めるわけですから、早々に諦められるように動く人もいるのです。
既婚者への報われない方思いをどうにか諦めたいと思った時、まずやっておきたい行動の一つが、相手と自分にどうしても相容れない部分があるかを探すことでしょう。
既婚者の男性がどれだけ素敵であったとしても、その男性も他の独身者同様に「ここは嫌だな」と思うような部分を抱えています。
話し方、食べ方、仕事中の仕草や服装の好みなど、男性にとってはお気に入りの何か、特に気にもしない何かなのでしょうが、他の女性から見てみるとどうしても気になってしまう、不満に思ってしまうような部分が確かにあるものです。
時折、仕事などを一緒にこなしているとき、「この動作や仕草はどうにかならないかな」と不満に思ったりすることや、嫌だなと思ったりすることはないでしょうか。
そうした嫌だな、と思うところを軽く指摘してみてください。
ここを直してください、というよりはどうしてそうした仕草なのか、その色の組み合わせは何をイメージしてなのか、というような前向きな問いかけの方がおすすめでしょう。
直そうと思ってるんだ、と前向きな姿勢を告げてくれるのであればとても良い人なのでしょうが、逆にそんなことを今まで気にしたことが無かった、もしくは自分の勝手だし、人に指図されるような失態をしたことはないと突っぱねられるのであれば、それもうあなたと相容れるような人ではないのです。
彼にとってその仕草やファッションといった、あなたの気に食わない指摘された点は彼にとって自然に行う癖のようなものでもあり、そして自分がこれでいいと判断しているものでもあるため、そう簡単に変えようとは思わないでしょう。
他の人に指摘されても直そうとしない、このままでいいと思っているということは、たとえ彼が離婚してあなたと交際したとしてもあなたの気に食わない点は直ることはない可能性の方が高いのです。
それを考えてみると、自分の理想となる何かを持っていても不満点が絶対に改善しないデメリットがかなり大きなものに思えてくるでしょう。
これは無理だと思う点が改善しない、そのままの状態でのお付き合いとなると思えばあっさりとあきらめてしまった方がいいなと気持ちをすんなり受け入れられることだってあるのです。
奥さんに勝てない部分を挙げていく
既婚男性に対して秘めている気持ちをいい加減どうにかしないといけないと思っていても、そう簡単にその気持ちが消えてしまわないことに焦ってしまうことも珍しくありません。
そうしたときは、ゆっくりと彼の奥さんについて考えて、自分が勝てないと思うところを挙げてみてください。
彼の奥さんのことを知らない、どんな人なのかわからないというのであれば、将来結婚したときのために奥さんを参考にしたいというような名目で、彼とお酒や食事に行ったときに奥さんの話題を振ってみましょう。
その時に、どんなところが良いのか、悪いのか、というのを話してもらってある程度の全体像を作ります。
とても仲が良い人であれば、写真だって見せてもらえるかもしれませんね。
そうして作り上げた全体像の情報を少しずつ箇条書きにして、自分と比較してみてください。
こうしたとき、どういうところで自分は奥さんに勝っているのか、というのを確認しがちなのですが、逆に自分では絶対にできないと思う何かを探してみると、彼を諦めるためのきっかけになってくれます。
例えば、彼の突発的な思い付きに穏やかにその前にしていた約束事を理由に反対したり、または忠言することができるようなしっかりとした気質を持っている奥さんであれば、自分の性格を顧みてください。
誰かの意見に賛成しがちで流されやすい、相手が強くこうしたいと言ってくると、どうしても反対意見や忠告、注意をしにくくなってしまうというような性格であれば、それはもう奥さんに勝てないと思えるでしょう。
とても頼りになるけれど、どこか明るく活発が過ぎる彼の突発的な提案に流されてばかりなのではなく、きちんと反対したり注意したりできるような、心が広くしっかり者の奥さんと比較してみると彼と結婚や交際することでとても苦労してしまうのではないか、という想像までできてしまいます。
奥さんはすでに慣れてしまっているか、そもそもそんな彼と相性が良くはっきりと物を言う性格であるからこそ付き合えているのかもしれません。
けれど、そうした性格でない女性にそんな男性と付き合うというのは最初のうちは明るく楽しくても、ずっと続いていく関係だと思えば気分も下がってしまうもの。
いっそのこと諦めたほうが自分に合った恋人を見つけられる、と考えたほうが前向きになれるものなのです。
性格の不一致は結婚後、簡単に離婚のきっかけになりえるものでもあります。
自分にとってここは直してほしい、ここは嫌という部分があるのであれば、男性にそれとなくその部分につちえ聞いてみて、改善する意思がないのなら自分とは合わないと思った方が良いでしょう。
女性として見てもらえていないという実感のある瞬間を見つける
既婚男性を諦める、自分の秘めた恋心を枯らしてしまうというのなら、相手が自身を異性として認識していないという確かな瞬間を見つけるのも良いでしょう。
男性にとって異性としての扱いとそれ以外の扱いというのはかなり明確に分かれていることも多く、異性として意識している女性に対してはとても親切で優しい男性でも、同僚や友人としてしか認識していないのであれば多少雑で、大雑把な扱いになることも多いのです。
こうした扱いの違い、接し方の違いというのはとても大きな差であり、明確な基準にもなります。
他の女性、または奥さんに対して優しく接して自分には雑にまるで友人のような、異性を感じさせない公平な態度を取られたのであれば、それは異性として見られていない可能性が跳ね上がるでしょう。
それだけ、異性として見られていないという実感のある行動、仕草を感じ取れたのであれば、十分にその恋を諦めるためのきっかけにはなるのです。
既婚者に片思いしている今を苦しい時間から楽しい毎日に変える方法
自分がより魅力的になるための時間だと置き換える
既婚者の男士絵に片思いをしていると、叶わないからこその苦しさに毎日嫌気が差してしまうようなこともあります。
そうしたちょっとした嫌な気分がだんだんと降り積もり、最後には苦しいまでの気持ちを持て余してしまうなんてことも珍しくはないのです。
そんな時、苦しいからこそ楽しい日々を取り戻したいと思ったときには、その気持ちを軽くしつつ、楽しい日々に戻すための努力や方法を考えなければなりません。
その方法の一つが、自分がより魅力的になるための時間であると置き換えること。
恋は女性を綺麗にし、好きになった人のために努力しようという気持ちに満ち溢れます。
メイクにこだわるどころか肌のお手入れに力を入れ始め、髪型だってあれこれ試し、服装も彼が好みそうな特徴を取り入れつつ、自分が良いなと思ったものを選んで購入するようになるなど、心境的な変化がかなり大きくなるでしょう。
ダイエットにも励みつつ、とにかく自分が相手にとって魅力的な女性であれるように努力を続けていくためのパワーにあふれるのです。
そんなパワーにあふれている期間だからこそ、自分をより研鑽して魅力的に見せられるようになる毎日になると前向きに考えましょう。
この期間に自分の理想に近づけるための努力をすればするほど結果は出ます。
毎日鏡を見てため息を吐くような日々を過ごすのではなく、好きな人のために頑張るという力みなぎる期間で徹底して結果を出そうと努力する影響で、ウエストが細くなったり減量に成功したりとうれしい悲鳴を上げることができる毎日に変化するのです。
苦しい気持ちばかりで鬱屈とした時間になってしまうかもしれないその片思いの期間を、自分のために使えるようになれたなら世界は一変します。
片思いを楽しみつつ、彼を夢中にできる自分になれるように努力するその時間自体が楽しいものになっていくことも十分にありますので、どうしても自分の苦しい気持ちがどうにもならないときには少し思考をシフトチェンジしてみても良いでしょう。
久しぶりの片思いを思い切り楽しむと心を切り替える
恋愛において片思いを楽しめる期間というのはある程度限られています。
小中学校時代の甘酸っぱいけれど自然と終わってしまった片思いはもちろん、高校や大学などの苦い思い出を含むけれど、友人たちとキャアキャア言いながらどうすれば振り向いてもらえるのか考えていた片思いなど、苦しい思いをしつつも確かに楽しみながら恋をしていた過去は誰しもにあるはずです。
成人し、社会人となった今ではその恋に対して大人の目線であれこれ判断してしまうのも相まって、楽しい気持ちになれないことは多いでしょう。
それも、相手が既婚者であるというのなら尚更楽しいと思えない時の方が多くなりやすいです。
だからこそ、苦しい日々を明るいものに変えるためにも開き直って片思いを楽しんでみると良いでしょう。
それまでの恋において、自分が片思いをしていた時にいったいどのように楽しかったのか、まずは思い返してみてください。
彼のために何か努力をする時間が楽しかったという人もいれば、友達に相談しつつキャアキャア騒ぐのが楽しかったという人もいると思います。
なら、その楽しかった思い出の通りに行動しつつ、そこに楽しみを見出してみるのも一つの手なのです。
ダイエットやおしゃれに気を遣うとなると、新しい洋服や靴、化粧品などにも自然と目を向けることになりますので、それまで着古していたものを新しいものに変えるきっかけにもなり、さらに新作などにも目を通す機会に恵まれることもあって、非常に楽しい気持ちで買い物に出かけることができます。
運動なども無理をしない程度にしつつも、着実に結果が出るように継続していくことだってできるでしょう。
恋のための行動に対して楽しみを見いだす以外に、友人と盛り上がる時間が一番楽しかったというのであれば、それを実行してみてください。
特に同性の友人であれば既婚者に対しての片思いにあまり良くないものだという意見も出るでしょうが、いけない恋というものに対して敏感に反応してあれこれ話を聞いてくれやすいです。
あなた自身が諦めるつもりだが、もう少しこの方思いを楽しみたいから話を聞いてほしいと言えば、仲の良さにはよると思いますがそれほど嫌がらずに聞いてもらえるでしょう。
恋バナというのはいくつになっても女性の大好物ですので、普通の恋愛よりもどこか刺激のある不倫につながりかねない既婚者への恋心というのはより興味を示すはず。
誰かに話すことで気が軽くなることは多いので、鬱屈した感情を抱いてしまう前に、誰か信頼できる友達に話して、自分の片思いに対してのうっ憤を晴らしてみるのも一つの方法になります。
既婚者だからこその話を良く聞かせてもらい、結婚に対しての参考にする
片思いの日々を明るくしたいという時には、相手と話す時間を作りつつも結婚した後、生活がどのように変化するのかということなどを聞かせてもらうというのも方法です。
これはもしも片思いが成就した場合、その人と結婚すると強く考えている人におすすめの方法で、先に既婚者だからこその苦労話や奥さんの好きなところ、嫌いなところをある程度把握することによって、結婚生活をスムーズなものしていくことができる方法でもあります。
逆に、男性がどのような生活を送っているのかというのも聞くことができるので、片思いだとしてもこの男と結婚するのは無理かな、と思えば次の恋に向かおうかと気持ちを強く持つきっかけをくれるのです。
また、他人の結婚生活というのは意外と個性的。
地方出身の奥さんが強いと家庭料理などが所謂奥さんの地元の物で多くなってしまう傾向にもある夫婦もいれば、そろって仲良く店をしているようなところもあります。
もちろん、夫婦などもそろって店舗を営業しているのならそれだけ長く一緒の生活をしているわけです。
そんな状態でいつでも同じ時間を過ごしながらも、自分が無理だと思ったところを我慢できているのが奥さんになります。
その奥さんができた我慢を将来しなければならない、そう思うと意外とうんざりしてしまうような状態に陥ってしまうケースも多いです。
彼の結婚生活に関して聞いてみた時、うんざりとしてしまうような何かが習慣づけられている、もしくは頻繁に起こってしまうような生活に嫌だなあと思うのであれば、他の人と結婚した方がいいな、交際した方がいいなと自然と思えるようになります。
ゴールを知っておこう!既婚者へ片思いし続けている女性にこの先訪れる未来
片思いがつらすぎて抱えきれなくなり、身動きができなくなる
既婚者に対して片思いをし続けてしまうと、その気持ちを抱えるが故の訪れる未来というものがいくつかあります。
そのうちの一つが抱えきれなくなったことで身動きできなくなるというもの。
片思いの時の相手への好意は基本的に募っていくばかりで、重たくなるしかありません。
自分ではまだ大丈夫だと思っていても、少しずつ自身を侵食していくような重苦しく、身動きの出来ない気持ちは日常生活にも表れてくるのです。
男性を見るとあまりにもつらい気持ちを抱いてしまうようになるだけでなく、叶わないと自分でもわかっているのに捨てられない、そんな自分でもどうしようもできない持て余した気持ちが重くのしかかってくるでしょう。
日常生活にも支障をきたし始め、最後には彼と会話することだけであってもあまりにもつらいのに、それでも好きな気持ちが捨てられないせいで他の出会いなどもすべて捨てていくようになってしまうのです。
既婚者への思いがひと段落し、他の人へ視野を広げられるようになる
結婚している男性への片思いの行く末の一つとしては、ある程度自分で気持ちを整理して思いをひと段落させることができるというものもあります。
本来好きになってはいけない人であるというのを良く理解していて、好きだけれど叶わないと自覚しているからこそ、女性の中にはその気持ちに向き合って整理をし、少しずつ軽くしていけるような努力をしていく人もいるのです。
自分ばかりが押し付けるような強い好意を秘め続けるのではなく、少しずつお相手と交際するのは自分としても難しい一面がある、直してほしいと思う何かがある、というような相手のダメな面を見つけて、少しずつ自分の好みのタイプなどから外していきます。
そして最後には好きだったけれど、今ではもう同僚や職場の上司、部下、先輩後輩としての意識の方が強い状態に持って行くのです。
けれど、そうしたいけない恋、叶わない恋をした後というのはそれなりの経験値が入ることもあり、視野が広がることで新しい何かを発見することも良くあります。
商談相手の新しい一面を知るきっかけを見つけたり、既婚者のお客様との会話の仕方を知ることができたりと、恋をきっかけに何かしら自分に備わるものはあるのです。
それまでは気にも留めなかった何かを見つけて新しい発見ができるようになるだけでなく、新しい自分の魅力を見つけるきっかけになることだってあるでしょう。
片思いの気持ちをきちんと昇華して、自分の糧にできるようになる
叶わない恋というのは時間をかけて向き合うことで、気持ちを綺麗に昇華させてしまうこともできます。
基本的に片思いが叶わないものだと知った女性は、時間経過とともに無意識に片思いの好意と少しずつ向きあって知らぬ間に昇華させていくのです。
結果として他の何かに集中していると、時間が経ってしまい、最後には好きだったはずの相手と一緒に何かをしていていてもそれほど気にならずに自然に接することができるようになります。
むしろ、人によっては自分の好意が成就しなかった相手というのはかなり気まずい思いもあると同時に、自分の魅力を分かってくれなかった相手であるとも言えますので、叶わなかった悲しみどころか怒りやくやしさの方が強くなる人も多いです。
だからこそ、怒りやくやしさは確かに残っても、好きだという気持ちは過去形のものに転じていくケースもあります。
自然と昇華した気持ちは、次の恋のための糧になりますので、ゆっくりとではありますが、ちゃんと次の恋の準備をしていけるのです。
既婚者への片思いはまず報われないと考えるべき。気持ちとの付き合い方はちゃんと考えること!
既婚者というのは余裕のある態度や、落ち着いた雰囲気、頼りがいのある姿がどうしても素敵だと思ってしまうもので、職場など自分の近くにいる既婚者に対して好意を抱いてしまう女性は一定数います。
奥さんと別れてほしいなあと思いつつも、不倫恋愛でもいいから付き合いたいと思ってしまう人だっているのです。
けれど、多くの女性はその気持ちを決して外には出さず、自分の心のうちに秘めておき、他の人にばれない様に温め続けるのですが、その気持ちはまず報われないと考えておきましょう。
既婚者である彼には愛する奥さんがおり、人によっては子供の存在もあって余計に他の異性に対して目を向ける必要性がないからこそ、女性からの気持ちに応えることはありません。
叶わない気持ち、恋心であるからこそその心との付き合い方はとても重要です。
一つ間違えればずっと抱えて生きて行かなければならない状態になる可能性もあるからこそ、その恋心をどのように昇華していくのか、どう軽くしていくのか、納得できる方法を良く考えて、そして付き合っていかなければなりません。