魂の友人、運命の人、そう称されることの多いソウルメイトは色々なところに存在するもので、ふと知り合ったその人がソウルメイトだったりすることも珍しくはないのです。
そんなソウルメイトは独身時代に会える相手と、既婚者となった後に出会う相手で出会った意味合いが違ってくるため、独身の時とは違う付き合い方を模索しなければなりません。
既婚者のソウルメイトに出会うと、どんなしるしでわかるのかなどの見分け方のほか、出会ってしまった意味や既婚者だからこそどう付き合っていけばいいのかも含めて、この記事では紹介していきます。
すでに結婚しているソウルメイトに出会った時のしるし
大失敗や大失恋など、非常に嫌なことが起こった後に出会う
すでに結婚しているソウルメイトと出会う時というのは、あなたにとって最も嫌なことが起こってしまった時、これ以上なく落ち込んでしまうような何かが起こってしまった時と言われています。
大好きで結婚まで話が出ていたはずの彼氏から唐突に振られた、仕事で失敗してはいけないところで重大なミスをして上司や担当していた人に死にたくなるほど怒られた、そんな本当に嫌だなと思ったことが引き起こされたとき、ふとその人は現れるのです。
魂の伴侶、ソウルメイトはその人の一大事、それも人生に関わりかねないような大きなものになるほど、魂が共鳴するのかソウルメイトが現れます。
このソウルメイトは互いに困難をどうにか乗り越えようとする作用があり、「誰か助けて!」というあなたの心の悲鳴を感じ取ったことで、あなたの前に現れて一緒にあなたの前に立ちはだかった壁、困難を乗り越えるための手助けをしてくれるのです。
こうした困難への助力は、あなたのソウルメイトが陥った時にも起こり、あなたが困っている人に手を差し伸べた時、実はその相手がソウルメイトだったりすることもあります。
このように、魂レベルでの友人、運命の人と言われるからこその独自のつながりからあなたの前にまるで運命のように現れてくれるでしょう。
大きなターニングポイントは良いことばかりではなく、基本的には悪いことの方が多いのでとてもつらい現実が待ち受けていることだってあります。
恋人に裏切られる、両親が熟年離婚してしまい家に帰れなくなってしまって困っている、仕事を唐突に首にされてしまい収入がなくなってしまった、そんなあまりにも先行きの分からない不安、悲しい現実に打ちのめされてしまい、どうにもできずに倒れてしまいそうな感覚を覚えてしまう時もあるはずです。
けれど、そうした大きなターニングポイントをしっかりと乗り越えられるように手助けてしてくれるのがソウルメイトでもあるので、これ以上は一人ではどうにもならない、絶望的な状況に陥っているという時に手を差し伸べてくれる人というのが、ソウルメイトのしるしと言えるでしょう。
共通点が非常に多く、安心感がある
既婚者の相手が自身のソウルメイトだと分かるきっかけの一つには、共通点の多さや安心感が他の人とは段違いだというものがあります。
知り合って話してみると、好みが似ているだけでなく、嫌だと思うことや似たような動きをしてしまうことがあるなど、その人が何気なく話したり行動したりする中で「あ、この人すごい気が合う人だ」と思うようなことがあれば、ソウルメイトの可能性が高いです。
星座や血液型などが同じなどのまるで偶然のようなことであっても、さらに話していくことでより共通点が見えてくることもあるため、「まるで自分みたいなところがあるな」とだんだんと好意的になっていきます。
さらに、こうした共通点の多さは自然と自分がもう一人いると思えるようになるだけでなく、より相手を好意的に感じられるようになるきっかけがたくさんあるのと同義です。
こうした共通点が意図的に話されたものではなく、偶然一致しているものが多いのであれば、それだけ前世において何らかの強いつながりがあり、深くかかわっていた人だと判断できるでしょう。
欠点があることが分かってもそれでも好きだと思える
ソウルメイトだと思われる人に出会った時、しるしとして現れる物には感情的なものもあります。
話していたり、何かしら行動を一緒に過ごしたりしているとその人の欠点もいくつか見つけられるようになるもので、かなり好意的に思えていてもその欠点を知ると一気に距離を置いてしまうなんてこともそう珍しくはないのです。
しかし、そうした大きな欠点があったとしてもその欠点を含めても好きな人だなと思えるようになる感情があるのなら、それこそがソウルメイトに出会えたしるしと言えます。
欠点ともいわれるくらいですので、保管人から見ると「えぇ?そんなことするの?」とドン引きされてしまうかもしれないようなものであるかもしれません。
そしてそれがダメなことだと判断できるからこそ、そんな欠点を持っている人は嫌い、もしくはその欠点以外は好きだけどその部分だけは無理、といった判断を下して付き合い方を色々考えてしまう人もいるのです。
しかし、運命の人ともいえるソウルメイトに出会えるとそんな欠点があっても好ましい、好きだなと思えるようになります。
他の人であればそんな気持ちはわかないというのに、その欠点は確かにダメだけれど人間一つはダメなところがあるのは当然だよね、と非常におおらかな心で相手のことを受け止めようとするのです。
魂でつながっていて、なおかつ響き合って出会った二人だからこその感情の変化であり、二人がソウルメイトであるという「しるし」でもあります。
側にいると安心するあの人はソウルメイト?はっきり分かる見分け方
共通点はどの程度多い?
傍にいて話しているととても共通点が多いという人はいますが、そうした共通点が多いという相手のすべてがソウルメイトであるということはありません。
共通点の中でも星座や血液型、誕生日といったものを基準に他の共通点を見ていくと判断しやすいです。
特に誕生日の場合は近く生まれた人は惹かれ合いやすく、魂がまるで引き合うような出会い方をするケースもあります。
他にも思考の方向性が似ている、似たような環境で生まれ育ってきた、同じような経験をしたことがあるといった経験、育ち、考え方というものも似ていると魂の友人や恋人といったものに当てはまる可能性はさらに高くなるのです。
普通であれば、誕生日が近い、星座や血液型が同じなどといった偶然の一致や共通点もあるものですが、環境や経験というのはそれほど一致することはないので、まず最初に血液や誕生日、星座の共通点を確認したのちに経験やそれまでの育ち、考え方で似ているところがあるのか共通点を探ってみると良いでしょう。
彼と一緒にいるとき安心できている?
相手が自分の魂と深くつながっている相手であるかどうかの判断をするためには、相手と一緒にいるときに本当に安心できているのかどうかも重要です。
困難を互いに必死に支え合いながら色々なことをこなしてきたでしょうが、そうした支え合いや助け合いというのは非常に仲の良い友人や同僚などであってもできる行為でもあるので、そのほかにも自身の安心感がどうかを確認する必要があります。
一緒にいても沈黙が苦にならない、安心して自身の素を出して過ごすことができる、彼と一緒にいると長年を共にしてきた家族に近い何かを感じるといった強い安心感があるか無いかはとても重要です。
安心感はそれほど抱けない、緊張していることがあるといったリラックスできていない状態にあるのであればその人はまず間違いなくソウルメイトではありません。
ソウルメイトは基本的に前世からの強い魂のつながりがあり、一緒にいると長く付き合いのある友人や家族のような安心感にあふれ、会ってまだほとんど経っていないのにもかかわらず長年付き合いのあるような不思議な感覚に襲われることだってあります。
それほどつながりが強い分、喧嘩をしたとしても相手を嫌いになることはなく、一時の感情から即座にお別れするといったような関係にならないほどには縁のある二人と言えるでしょう。
だからこそ、それだけ二人でいるときの安心感は抜群です。
相手も、そして自身もまるで自宅で過ごすかのようなゆったりとリラックスできるような空気を感じられ、下手をすると素の自分をあっさりとさらけ出しても大丈夫じゃないかと思えるほどの安堵が心に広がります。
こうした安心感が強く得られる相手こそがあなたのソウルメイトです。
今ソウルメイトではないかと疑っている人がいるのであれば、一緒にいるときに息苦しさや緊張感を味合わされてしまう、どこかで少し一人でいたいと思うほど相手と一緒にいると息が詰まるような何かがあるという感覚が少しでもあるのならその人はソウルメイトではないので、候補から外してしまいましょう。
けれど、ソウルメイトと思えるほどに仲が良く、それだけお互いに助け合いながら日々を過ごしているのなら、友人や知人、同僚などとしては非常に良い人ですから、大事に関係を良好に保ちながら付き合っていってあげてくださいね。
相手の家庭は円満に築かれている?
ソウルメイトかどうか、相手を判断するのであれば既婚者だからこその判断の仕方もあります。
それが相手の家庭がどのような状況にあるのかを知ることです。
普通であれば結婚すれば男女それぞれが穏やかで良い家庭を作るために努力をし、毎日を過ごしやすいように工夫することだってありますので、家族仲良く日々を過ごしているはずですが、ソウルメイトである相手が既婚者であるのなら多少違った結果になっている可能性は高くなります。
魂の友人、運命の恋人などともいわれるソウルメイトが既婚者である場合、同じくソウルメイトである女性と結婚したのか、単に婚期の影響によって結婚を渋々決めて、適当な人と籍を入れたのかによって大きく結果が変わるのです。
前者であるソウルメイトと結婚した既婚者である場合、非常に仲は良好でソウルメイトだからこそのつながりや仲の良さを見ることができ、家庭もとても円満なものになるでしょう。
お互いがお互いのために動き合うので、普通の夫婦よりもずっと仲が良くおしどり夫婦のような関係を維持し続けることができます。
ソウルメイトは一人だけしかいないわけではないので、意外と探せば他にも複数人存在していることも多いです。
しかし、後者であるソウルメイト以外の人と結婚し、家庭を築いてしまった場合はソウルメイトに出会ったことで家庭がボロボロになるまで崩されてしまうこともあります。
夫は不倫とは認めていないものの、食事などに見知らぬ女性と行っているなどの行動があれば女性は不倫と判断しますし、何よりソウルメイトではないからこそ二人の関係性が良好なまま長続きしなくなってしまうのです。
配偶者が何を考えているのか分からない、意見の食い違いで喧嘩になるといったことから始まり、ソウルメイトである女性と一緒にいるところを発見すれば浮気だの不倫だのと言って旦那さんを責め立てるので余計に男性側からの印象が悪くなっていきます。
魂の片割れではないのなら、彼の一番は奥さんや子供といった家族になるわけですから、そう簡単に家庭をぼろぼろにするようなことを言いません。
自称ソウルメイトの女性のことすらスルーして、奥さんや子供たちの元に走っていくようになるのであれば余計にソウルメイトではないことが良くわかります。
多少喧嘩をしてもそのままお別れにしない、きちんと話し合いをして本心をさらけ出せるかどうかも相手の心のうちに入り込み、これからの関係性についても話し合うでしょうから、その間に相手の心を射止めるために作戦を考えるときには相手のいちばんが自分か家族かを見極めてみてください。
ソウルメイトの片割れや2人ともが他のパートナーと結婚した後に出会う意味
自身の心が愛する意味について学びたがっている
ソウルメイトに出会えるタイミングは人それぞれ、人によっては独身時代に出会ってそのままそのお相手が運命の相手だと信じて結婚するという人もいますが、相手が既婚者となった後に運命の人として出会う人もいるのです。
ケースによってはお互いに既婚者となってしまった後に出会うなんてこともあります。
運命の人と言われているソウルメイトなのに、どうして結婚した後に出会ってしまうのかが気になるところ。
その答えの一つが自身の心が愛するという意味がどんなことなのか、それを学びたがっているというのもあります。
愛というのは人によって変わり、温かく大きなものもあれば小さくささやかながらも穏やかなものもあるなど、形も想いも様々です。
中には暴力や暴言でしか愛情を表現できないという特異な人もいますが、多くの人は最初に上げたどちらかに自身の愛が当てはまるということがほとんどでしょう。
けれど、そうした愛情をしっかりと受け取れるような環境に誰もがいるわけではありません。
今現在において恋人などに裏切られ、愛するという意味が全く分からなくなってしまった人もいれば、結婚生活があまりにもひどすぎる結果どうすれば相手を愛することができるのか分からないという人もいるほど、つらい現実の中で生きている人もいます。
そうしたつらい現実を生きていると、自身のことで精いっぱいになってしまい、相手を愛するというのがどういうことなのか、その意味はいったい何なのかが分からないままひどい結果になってしまうことだってあるのです。
そんな状態のときにソウルメイトの相手は現れます。
辛い生活の中であったとしても、愛するというのがどういうことなのか、どういう意味なのかを教えるため、つらい現実に立ちふさがる壁や障害を一緒に乗り越えていくために現れますので、愛の大切さ、愛し合うということがどういう意味を持つのかを知らせるためにも既婚の身となってからでしかやってこないのです。
独身時代に出会うソウルメイトとは違った意味合いで何かを教えようとしてくれるので、愛する意味が分からないと思った時、それを既婚者の立場で意見するために独身のときには出会えない人なのでしょう。
他の人から強く愛されたいと思っている
既婚者のソウルメイトと接していると、どうして独身時代の時に出会えなかったのか不思議でならないという人もいるでしょう。
今現在、つらい日々を過ごしていて誰かに宥めてもらいたい、愛してもらって安心感が欲しいと思っている女性であればなおのこと、こうした人が恋人であれば文句なし、いまのつらい日々もどうにか頑張っていこうと思うのにと悔しい気持ちを抱くことだってあります。
けれど、そうした「誰かに愛してもらいたい」という気持ちが強いからこそ独身時代には出会えなかったのかもしれません。
現状が普通の恋人の手には手に余ってしまうような状況だと客観的に見た時に思うのであれば、それは結婚して心に余裕があり、愛情表現がしっかりとしている既婚者でなければどうにもできない状態である可能性があります。
誰かに愛してもらいたいと思っていても、現状を打破するには同じ独身の相手ではどうにもできない事態もありますし、どちらかというと結婚していろいろなことを経験していたり、考え方が変わったからこそわかったりするものもあるので、彼が独身であるときに出会えなかったのであれば、それは彼が既婚者でなければ解決できない現状が今だからと言えるでしょう。
既婚者の人だからこそ話を聞くことができる部分もあれば、妻を見ているからこそアドバイスできる何かもあるはずです。
しっかりと話を聞いてもらう、宥めてもらう、時にはきちんと叱ってもらうといった心配しているのだと感じさせる愛情表現を始め、結婚した人だからこその余裕のある愛情を受ける必要があるのであれば、独身の時では無理でしょう。
共通項目があるからこそ結婚後に出会う
結婚した後のソウルメイトと出会うのは、スピリチュアル的な話においては共通の項目があるからこそ出会うのだと言われています。
その共通の項目というのが、「愛について学ぶこと」です。
究極の愛、様々な愛を経験してわかる愛というものについてを学んでいくことも、その魂の最終目的と言われています。
そのため、ソウルメイトではない相手と結婚し、喧嘩や不仲を経験しつつ、時には暴言や暴力なども入ってくるような過酷な家庭で過ごし、愛とは何かを経験して学ぶようになっている人も少なくはないのです。
結果としてソウルメイトに結婚してから出会う人の多くは、つらい結婚生活を送っていることが多く、つらい日々の中から愛される意味、愛されたいという思いからくる愛を学んでいきます。
こんなことをしなくても愛について学べるじゃないかとは思うものの、スピリチュアル的な意味合い、魂の目的からすれば一般的な愛についてはすでに学び終わっている可能性があるでしょう。
すでに学び終わっているものを延々と学び続けるのではなく、別の過激な愛やそれまでの穏やかな愛とは違う種類のものを体験するからこそ学ぶことができるという方向性になっているのかもしれません。
魂の伴侶だとも言われているソウルメイトですので、結婚してからであったことに対して「どうして独身時代に出会えなかったんだろう」と二人して思うことでしょう。
けれど、人によっては互いにつらい結婚生活から逃れるために離婚し、再婚するケースもあります。
すでに十分今の結婚生活は耐え切り、つらい日々から逃げられるかもしれないチャンスがきたからこそ、それを逃さずにつかんだ人もいるので、ソウルメイトに出会い、互いの生活がかなりつらいものであるというのであれば離婚して新しい幸せな日々を運命の相手とともに過ごしていけるようにするというのも方法でしょう。
相手が離婚に乗り気ではないのならできないことではありますが、相手も離婚について真剣に考えているのであればまたとないチャンスかもしれません。
魂の成長を目指して!既婚者のソウルメイトとの正しい付き合い方
叶わない恋があるという勉強のために一線を絶対に越えない
魂の成長や勉学のために出会う既婚者のソウルメイトは、出会うとうれしさもあるでしょうがそれと比例してどう付き合えばいいのかを悩んでしまいます。
人によっては一線を越えて、不倫恋愛の立場で愛を深め合うような人もいるのですが、その一線を越えるにはとてつもない勇気や決意が必要なのです。
相手は既婚者ですから、ばれてしまえば一巻の終わり。
訴えられるのはもちろん、下手をすると不倫をしたことが周囲にバレて仕事が無くなったり、今住んでいるところに居続けるのが難しくなってしまったりすることだってあります。
そうしたことを考えると一線を越えるのはかなりのリスクを背負うことにもなるのです。
体の関係を持ってしまえばもう戻れないのもありますので、あえてその一線を越えることなくそのままそうした結婚や離婚に関しての縁がなかった人として諦めてしまうのも方法になります。
相手は運命のお相手ですから、それなりに強い好意を持っているはずですが、どれだけ好意を抱いていたとしても彼は既婚者で奥さんがいるのは変わりません。
彼の方が奥さんと本気で別れたいと思っているのならまだしも、それほど険悪な仲ではない可能性もあり、下手にひっかきまわして大変なことにしたくないという気持ちもあるのなら、叶わない恋として諦めてしまった方が心穏やかかもしれないでしょう。
叶わない恋のお相手であったとしても、これまでのように話をしたりするのには十分な関係がありますから、完全に縁が絶たれてしまうわけではないのでその点に関してはあまり不安にならなくても大丈夫です。
不倫の関係にならないように二人きりにならない、話をするとしてもこそこそと動いて話をしようとしないなど、周りから自分たちが怪しい関係だと思われないように立ち回る必要はありますが、相手のソウルメイトという特別感は残しつつも、きちんと話ができる立場には収まることができるでしょう。
曖昧な関係にじれったくなってしまうかもしれませんが、彼と内緒の恋人関係を築く勇気がない、奥さんから責め立てられるのを考えると怖い、そんな気持ちがあるのであれば一線を越えた関係を持たないほうがお互いのため。
平穏な日々を送りつつ、話や相談ができれば良いという人は無茶をせずに一線を越えることなく今の関係を維持した方が良いです。
相手の家族に迷惑をかけないように友人として接する
既婚者のソウルメイトとどう接していけばいいのかを考えた時、恋人にしたいという気持ちよりも話ができたり、相談ができたりするような関係のままでいいというのであれば、あえて友人としての立場を崩さずに保ち続けることも一つの手です。
また、恋人にしてほしい、恋人にしたいという相手に対しての恋情が強い場合は彼の家庭を壊してでも彼と一緒になりたいという気持ちが強いので、離婚を迫ることはあまりないかもしれませんが、彼が離婚を決意する手伝いをすることはあり得ます。
ただ、その分相手の家族に迷惑をかけ、場合によっては恨まれることもありますからそうした勇気や決意ができないのであれば、仲の良いお友達として彼の家族に迷惑をかけないようにした方が気楽です。
家庭が上手く行っていないと、男性は不倫を疑われた挙句自由に外出をすることもLINEやメールでやり取りをすることもできなくなってしまいます。
奥さんから「どこに行ってきたの?」「メール?誰から?」といったようなチェックがきちんと入るようになり、ソウルメイトである女性と会うことがままならなくなってしまうので、どちらの関係もあいまいなまま宙ぶらりんの状態で放置せざるを得なくなってしまうでしょう。
中にはそれをきっかけに離婚を決意する男性もいることにはいますが、奥さんとの関係が悪いわけではなく、むしろ良好なのであれば奥さんに未練を感じてソウルメイトとはいってもあまり付き合いが長いわけではないからと奥さんの方を取って関係を断ってしまうケースも少なからずあります。
そんな状態で終わってしまうのを避け、どうにか彼との関係を良好なままで続けていきたいというのなら、友人のポジションを得たほうが接することも楽です。
流れに任せて変に意識しない
ソウルメイトの相手と接し始めると、今後自分たちはどうなっていくのだろう、どう関係が変化するんだろうといろいろと変に意識し始める人もいます。
中には「彼は最終的に自分を選んでくれるのではないか」と運命の人である彼が離婚して、自身と再婚してくれることを予想して空回る人もいるほどで、そうして変に意識し始めると男性との関係がぎくしゃくし始めるのです。
それまではどこか惹かれるような感覚を持ちながらも、良き相談相手や話し相手として接していたからこそそれなりに話をすることもできたし、性別の垣根を越えて共通点のある話題で盛り上がることだってありました。
けれど、異性としてみるには自分は既婚者で妻もいる身だし、まだ相談相手などとしての意識が強いなと思っている男性に突如離婚を迫るかのようにアプローチしてくる女性の存在は非常に重たく、戸惑ってしまうものになってしまうのです。
それまでは気楽に話しかけられていたのが話しかけにくくなり、連絡もやり取りをするたびにそのような話題が来るのなら、自分が既婚者だと知っているのにそのような迫り方をしてくるのはさすがにどうなのかと常識を疑われてしまうかもしれません。
自分たちがどうなるかというのは本当に分からないものですので、変に意識をせずに流れに身を任せてしまった方が気分的にも楽です。
これからどうなるのか、男性がどんな決断をするのかは女性にはわかりませんし、ソウルメイトである彼との交流であなたの何が変わったのかも一概にはわからないところがあります。
けれど、気持ち的には楽になった部分が確かにあり、また頑張れるかなと思いながら日々を過ごしているのであれば、自分が乗り越えた壁をきちんと実感しつつ、次の壁に当たってしまうまで懸命に毎日を過ごす方がずっと良いでしょう。
最終的にはどうなるかわからないからこそ、変に意識しないでいたほうが男性も接しやすくなります。
タイミングが合わない…ソウルメイトと人生がすれ違ってしまう時に見直す事
出会いに対して消極的になっているかも
人生において運命の人に一度は出会っておきたい、たとえ別れてしまうとしてもどうにか会いたいと思うものですが、実際に会えるかどうかを考えると非常に確率の低いことでもあります。
出会えたという人がいるのになんだか理不尽だと考えてしまう人も多いですが、出会えないのには何かしら理由があるものです。
出会えないからこそ見直しておきたい一つが、出会いに対して消極的な態度になっていないか。
運命の人に出会ってみたいと思いつつ、外出が億劫、合コンをはじめとした出会いの場に行くのが苦手だから行かない、そんな風に消極的な態度を取っていては出会える人にも出会えません。
運命のあの人に出会ってみたいと思うのであれば、きちんと誰かほかの人と交流できる場所に行かなければならないのです。
道端でばったり出会ってそこから関係が始まるなんて言う甘いことはありませんし、そうした出会いの多くはフィクションだと思った方が良いので、自分がわかる「この人こそが!」という相手に巡り合うためのチャンスをきちんと活かせる場所に足を運ぶことを面倒くさがっていないかをきちんと再確認しておいた方が良いでしょう。
最後は自分一人で十分だと思っているかも
運命の人に出会えない原因の中には、あなたの将来や最後の時の気持ちがすでに一人でいいと決まってしまっているからというのもあるかもしれません。
もうこれ以上は無理だろうと寿命を察知したときなどに、他の人を悲しませたくないという考えから、最後の時は一人で十分だと考える人は一定数います。
けれど、そうした一人でいいという気持ちや考えは他人を必要としない考えでもあるので、助力のためや共通の項目を学ぼうとする姿勢から出会うソウルメイトとの出会いが一気につぶされてしまうのです。
せっかく出会えたかもしれないソウルメイトと、最後のときにはひとりでいい、恋人はいま必要ないといったような気持ちがあるだけでもスピリチュアル的な効能は薄れ、運命だった人との出会いは遠のいてしまいます。
恋人がいなくても大丈夫、どうせ最後は一人になるわけだし自分だけで十分、そんな気持ちで日々を過ごしているときがあるのかを振り返って確認してみると、その気持ちがあることこそが出会えずにあの人とすれ違っている原因であるのかもしれないですね。
会いたいと本当に願うのであれば、そうした一人でいいという気持ちはある程度抑え、必要だと思うことも大切になります。
他の人に本心を見せるのが怖いと思っているかも
ソウルメイトと出会えないと嘆く人の中には、実際のところ他の人に本心や素の自身を見せるのが怖いと思っている人もいます。
他の人に本当の自分を見せるというのはとても勇気のいること。
趣味や特技に関しても他の人に知られるとあまりいい反応をされないものをたしなんでいたり、あまり理解者の少ないマイナーなものをたしなんでいたりすると隠してしまうのと同じで、誰にだって根底に「誰かに知られたくない」と思うものがあるのは当然です。
他の人には上手く取り繕っている素、生活態度、本心、そうしたものを見せて誰かに幻滅されてしまうのはとても怖いことですので、運命の相手と言われたところでそれを許容できるか否かは実際に会ってみなければわからないところもあります。
会ってみなければわからない、本当に気を許せる相手なのかわからない、そんな分からないことだらけの不安からよりかたくなに「自分の本心や素を見せるのが怖い、いやだ」と強く思ってしまうことで、スピリチュアルの観点から見ても相手を遠ざけてしまい、出会いの機会を無くしてしまうのです。
会いたいと思っているのであれば、相手に何かしら見せる必要性が出てくる機会はあるでしょう。
何もかもを嫌がるのではなく、この部分くらいなら見せてもいいかなと見せることに対して少々前向きに考えられるようにするのがおすすめです。
運命の人との出会いは確かにある!ただし、その後の関係性を含めて接するときには慎重に
ソウルメイトという名の運命の人、魂の伴侶や魂レベルでつながった友人というのは確かに存在し、いくつかの項目の条件を満たしているのであれば気になっているあの人もまた、あなたのソウルメイトである可能性は高いです。
しかし、その出会いが良いものばかりを運んでくるわけではありません。
ソウルメイトと出会えたとしても相手が既婚者であるのなら対応には慎重にならなければなりませんし、場合によっては浮気を疑われて奥さんから訴えられ、周りからは好奇の目で見られた挙句居場所を無くしかねないのです。
良い相談相手であったとしても、その後の関係性をある程度どうしたいのか考えているのであれば、その通りに接すればよいのですが、それすらもまだ考えられていない、自分のことで手一杯というのであれば何も意識せずに流れに任せてしまった方が適切な立ち位置に立てるかもしれません。
対応自体が難しく、相手が既婚者だからこその悩みに苛まれることもあるでしょうが、それでもあなたの頼もしいソウルメイトですので、お互いが離れなければならないときまではぜひ仲良くしてみると良いでしょう。