ダブル不倫はこっそりと隠れて既婚者同士が行う不倫ですが、どうして不倫に走ってしまうのか気になるところです。
お互いに家庭があり、愛する夫や妻がいる身だというのにダブル不倫に走ってしまう理由をこの記事では調査し、まとめてみました。
また、ダブル不倫に走る心理以外にも、お互いに気を付けるべきルールやメリット、そして気を付けるべきトラブルに関してもまとめていますので、ダブル不倫に興味があるのであれば読んでおいて損はありません。
また、ダブル不倫に興味があり、やってみたいと思っている自分がどんな心理状況なのかについても一度振り返りながら読んでみましょう。
ダブル不倫に走る既婚者はこんな心理状態にあります
禁断の恋というスリルが楽しい
ダブル不倫という既婚者同士の秘密の恋は背徳感とバレないようにしなければならないスリルがあるため、毎日がつまらない、刺激がないと思っている女性や男性にとっては手ごろかつ楽しく疑似的恋愛を楽しめるものだという認識になっています。
お互いに家庭のある身ですから、本気の恋にはならないと暗黙の了解で始まる関係が多いですが、楽しみながら疑似的な恋愛を体験できるのもあって、もう一度恋をしたいとは言わないものの、似たような行為を楽しみたい人はいけない関係のスリルも刺激があってドキドキすると夢中になりやすいです。
相手によっては学生の恋に近いアクティブなもの、大人の静かでゆっくりとした時間を楽しむものと様々な関係を楽しむこともできます。
趣味や好きな食べ物、飲み物が共通しているのなら、配偶者や子供にばれないようにデートだけでなく遠出をして趣味を楽しむ、こっそりと食事や飲みに出かけて時間を過ごすのも交際においての醍醐味と言えるでしょう。
こっそりひっそりと楽しみつつ、相手との逢瀬を決めるときの背徳感と秘匿にしなければならない過程における刺激がまた何とも言えないと感じているため、秘密のやり取りでより興奮する人も多いです。
また、デートの際も服装を誰も見たことない新しい服と、少し雰囲気を変えたメイクでごまかしつつ、人の目を忍んで待ち合わせをするのもまた、普通の恋愛にはない刺激を感じることができます。
普通の恋愛をしつつ結婚したときにはない新しい刺激が、マンネリ化してしまった刺激のない普段の生活の潤いになっているという女性や男性は珍しくないのです。
最初のうちは誘われたり、そういう関係に発展しかけていたりすると、そんな現状に「いけないことだ」と思っていても、この一回だけだからと押し切られると、あまりの刺激の大きさに次もあってみたいと思うようになる人は特に多いでしょう。
現実逃避がしたい
ダブル不倫に走る男女の中には、不満を覚える現状に対して一時でもいいから逃げ出したいという気持ちから秘密の関係に走っているという人も珍しくありません。
家庭環境の悪化、すれ違い、夫婦間の冷め、忙しい毎日における癒しのなさ、現実逃避したい理由は人によってさまざまですが、とにかく逃げ出したいと思ってしまうようなことがあると、他の刺激や快感に逃げてしまうのです。
特に夫婦の関係が子育てや仕事で忙しい日が続くと冷めてしまい、セックスすらおざなりになってしまうこともあります。
女性の方から久しぶりに誘っても「疲れてるから」「また次にしてほしい」と言われてしまうと、女として傷つく人もいますし、何より誘いたいほどちょっと欲求不満になっている状態を持て余すのは辛いものです。
夫に女性としてあまり魅力的に見られていないのではないか、欲求不満の上に忙しい毎日に疲労を感じる日々を過ごしている人は、そんな現実を少しでも別の要素で癒されたい、忘れられる時間が欲しいと思えばダブル不倫に一気に走ってしまいます。
別の男性と性行為をして欲求不満を解消し、相手から女性として魅力的だとどこかを褒めてもらえるのであれば、積み重なった女性としての自信のなさをカバーすることだってできるでしょう。
こうした自身への魅力のなさへの不安や、逃避したい現実の忙しさや辛さを一時でも忘れられることができるダブル不倫に、女性は徐々に自分の魅力をきちんとわかってくれるのは彼だけだと感じ、秘密の恋へ本気になる人もいれば、彼との関係にばかり気を取られてしまうようになる人もいます。
辛い、そして忙しくて自分のことなど後回しにしてしまうしかない日々の中で、唯一自分のことを優先し、労わってくれる異性がいるのなら惹かれてしまうのも仕方がないのかもしれません。
孤独を感じない
ダブル不倫に走ってしまう理由としては、家においての孤独を感じてしまう気持ちによるものも大きいです。
夫はもちろんのこと、子供もそれなりに親に対して構ってほしいというような年齢ではなくなり、女性の妻として、母としての居場所が徐々に家事をして学校行事に顔を出すといった部分にしかなくなってしまう場合もあります。
男性の場合はどれだけ頑張っても認めてくれない妻、父親に対して興味がそれほどない子供といった家庭環境に居場所がなくなってしまうことで、自分の居場所を求めてダブル不倫に走ってしまう人が特に多いです。
孤独感を感じると、誰にも必要とされていない、認められていないのではないかと不安を覚えるものですし、何より家庭における会話の頻度もどんどん少なくなってくるとこの家に自分の居場所が無いと強く認識してしまいかねません。
そんな時に、ダブル不倫に誘われたり、始めたりすると相手が自身をどういった理由であろうと必要としていて、何より同じような思いを抱えているとなれば同族意識も芽生えます。
同じような思いをして、忙しい日々に忙殺される相手にお互いに同情と親近感を強く持ち始め、配偶者ではないけれど、確かな絆や信頼が育まれることもあるでしょう。
自分が一人ではない、家では孤独かもしれないがあの人といれば居場所は必ずあると感じるためにダブル不倫に走ってしまうのです。
決して継続するのが褒められた関係ではないとわかってはいても、自分自身の心の為やモチベーションの向上のためにも続けなければやっていけないと思う人は多いので、家庭環境の改善や認証欲求が満たされない限りは、延々とそちらに走ってしまう可能性もあります。
もちろん、時期が来ればきちんとお別れするカップルもいますが、あまりにも互いに依存しているような状態に陥っているカップルはどうにか続けられないかと模索するあまり、お互いのパートナーにばれてしまって離婚騒動の泥沼に陥ってしまうこともあるようです。
双方の足りないところを補いつつ、モチベーションや自信を向上させ合うのは良いことですが、依存しすぎないように時には冷静に現在の関係を見つめなおすようにする時間を取ることも必要でしょう。
ダブル不倫を始める時に必要な心構え。お互い家庭持ちの恋愛ルール
本気にならない
ダブル不倫を始める際において、もっとも重要なのがお互いに本気にならないということでしょう。
お互いに伴侶のある身、子供がいる身と家庭があることを前提として考えている、性欲処理や現在足りていないものを補い合うための交際ですので、はっきり言ってwin-winの関係に近いものとも言えます。
相手がどれだけ素敵な人であっても本気になり、家庭を簡単に捨ててしまおうと考えてしまうような女性は男性としてもNGですし、そのまま勢いで離婚した場合は相手の方が気に病んでしまい、もう会わないほうが良いだろうと結論付けてしまうことだってあるのです。
恋人というよりはその一歩手前の友達感覚、またはセフレ感覚で付き合うほうがお互いにとっても幸せな家庭、なんの代わり映えのない日常を維持したままで過ごしていくことができます。
こうした本気にならないというルール決めはどれだけ二人できちんと決めていてもどちらかが本気になってしまうことがざらにあるので、互いの家庭や子供のことを考えて本気になったら別れると明記したメモなどをきちんと取っておくことも望ましいでしょう。
ルールはきちんと明記されていると、なあなあの関係でずるずると深入りすることも無くなります。
下手に相手が本気になった時には「本気にならない」というルールを盾に別れることだってできますので、奥の手としてシャチハタなどの持ち歩きがあるのなら、明記した紙にそれぞれ押す、もしくはサインをして互いに原本とコピーを保存しておくと良いでしょう。
もちろん、こうした本気にならないと決めた用紙は取り扱い注意の部類になるので、家族のだれかはもちろん、知り合いの目にも触れないように厳重に保管しなければなりません。
本気になれば辛い別れが待ち受けているのが不倫恋愛です。
それはダブル不倫であっても変わりません。
むしろダブル不倫である状態の方が別れが泥沼であったり、こじれて厄介な状態になったりするため、中には互いの配偶者が夫や妻を訴えるに留まらず、相手として交際していた異性の方も訴えるような事態に発展することもあります。
自身で決めた秘密の恋愛ですから、バレた時には配偶者から非難される覚悟は持って臨んでいるはずですが、相手まで巻き込むことはさすがに騒動を大きくする原因にもなるでしょう。
相手へ迷惑をかけない、そして騒動を大きくしないためにも本気で相手を想ってしまった時には別れる冷静さをどこかに持っていなければならないのです。
優先することを伝える
ダブル不倫になると、普通の独身者と既婚者の浮気のようにうまくいかないのがスケジュール管理です。
男性の場合は仕事もありますし、それほど多くは無いものの子供の学校行事や妻がどうしても無理だという時の代打として送り迎えのほか、面談などに参加することもあります。
女性の場合は子供の学校行事のほか、習い事に家事、仕事とたくさんの役割を担っており、デートしたいと思ってもスケジュールに空きがないということはざらで、さらには唐突に学校や幼稚園などから呼び出しがかかることも珍しくありません。
そのため、先に仕事や家事、子供の行事など絶対に譲れない優先するものを先にきちんと伝えておくことが大切です。
相手も仕事や家庭の優先すべきことがあり、会いたいと言われても会えないことは多々ありますので、そうした優先すべき事柄を先に伝えてくれるのは非常に助かる面があります。
〇日は仕事の出張、子供の発表会、入学式、卒業式があるから無理、といったようなどうしても外せない用事はありますし、先に伝えてくれると相手も遠慮せずに事情がある、優先しなければならない用があると恋人に伝えやすくなるのです。
急なドタキャンになったとしても、どういう理由でのドタキャンなのか明確にされていれば、「これは優先したいことだから、しょうがない」と冷静に受け止められるようになりますし、何より急な用事が入った相手を労わる気持ちにもなります。
忙しく、時間や余裕のない日であってもお互い頑張っているのだと思えば、ちょっとした気力や元気にもつながるものです。
普通の恋愛ではドタキャンの理由が何であれ怒ってしまうものですが、家庭のあるダブル不倫であれば、ドタキャンの理由が分かればそう怒ることも無くなります。
なにせ、家庭の事情や仕事の忙しさに振り回されるのは実際経験したことがあるうえ、日常茶飯事なこともあるわけですから、むしろ相手が無理をしないように応援することしかできないのです。
しかし、そうした事情への理解をしてもらいやすい、しやすいという大きな利点は関係を良好に、そして長期間維持するためにも必要なものになります。
お互いに不満に覚えることを補いつつ、それでいて予定に振り回される双方を理解し合いながら確かに深まっていく仲というのは、ダブル不倫だからこそ成り立つものでしょう。
必ず別れると明言しておく
ダブル不倫を始め、不倫関係の恋愛というのは必ず終わりが来るものです。
中でも既婚者同士の不倫ともなれば、どうあがいても相手への愛情を取ることが難しく、長く仲良く過ごしてきた家族や配偶者に対して情を持っている状態でもあるので、別れを切り出した後のことを想像すれば、交際相手を取ることなどできないと感じてしまう女性の方が圧倒的に多くいます。
家庭環境によっては離婚になってしまう人もいますが、基本的にはある程度の年数が経過すれば、自然と終わりを切り出されたり、自然消滅してしまったりすることの方が多いでしょう。
ある程度年数が経過すると、その間に色々な家庭の変化が訪れるものです。
子供を妊娠した、出産した、仕事の都合で引っ越しをするといったものから、子供が習い事やスポーツチームを辞める、引退するといったことまで様々でしょう。
妊娠や出産ともなれば、男女問わずそちらに掛かりきりになりますし、仕事の都合で引っ越しをするのならもう会うことはないと思わなければなりません。
また、子供の習い事やスポーツチームに関連したことで知り合ったのであれば、知り合ったきっかけの習い事やスポーツを辞めるだけで一気に会うための機会や理由を失うことにもなるので、人によっては潮時だと思ってしまうでしょう。
家庭環境の変化、子供に関する変化といったものは常日頃からどんどん出てくるものですので、急に別れを切り出されたとしてもそれを受け止められるように、「ダブル不倫は絶対に別れるもの」と最初に理解しておかなければならないのです。
お別れが来るときちんと理解していればそれだけ焦ることはなくなりますし、「あ、もうそんな時期になったのか」と逆にお別れに対してドライな考えを持つようにもなるでしょう。
恋しいと思う気持ちや寂しいと思う気持ちは確かに出てきます。
しかし、配偶者のある身でいる以上、別れを切り出された後に縋りつくような真似をすることはできませんから、素直に寂しさを伝えつつも今後は良い友達夫婦、または子供の友人の親に戻ることに納得してください。
ここで納得できればその後も普通の親としての交流は続けられますし、お互いに傷を作ることもありません。
何よりも、「過去のことだから」とあっさりと思い出にしてしまえるような心持ちでなければ、ダブル不倫の別れはかなりつらくなる可能性が高いです。
その時は納得したようなつもりでいても、納得できていない場合は不審な言動を取ってしまうことで夫や子供に気づかれてしまうこともあるようなので、どうしても納得できないというのであれば、少し時間をかけて別れたことを飲み込むのも良いでしょう。
W不倫をするとこんなメリットが。心の繋がりを感じて癒やされます
性欲に対処できつつ、自信が持てる
W不倫をするうえでのメリットは色々とありますが、一番に上げられるのは性行為をすることでの性欲処理や、自信のなかった魅力にもう一度自信が持てることでしょう。
配偶者に相手にされないことで「自分はもう女として見てもらえていないのではないか」と不安になる人は既婚者に多く存在しています。
特に子供が生まれると母としての顔と女としての顔の使い分けがうまくいかず、ストレスを抱いてしまうこともあれば、子供が生まれた後の性行為を断られることで魅力がないのではと不安を抱く人も多いです。
特に後者である異性としての魅力に関しては、子供がいない場合でも仕事の繁忙期や疲労の度合いも相まって断られることは多くあります。
けれども、女としては断られたのが「疲れているから」という理由であることに理解は示せても、それが何度も続いてしまうと疲労を言い訳に、本当はしたくないから断っているのではないか、魅力がもう感じられないからではないかと深読みしてしまうのです。
そんな女性の持て余す性欲や不満を解消できるのがダブル不倫であるというのも珍しくは無いでしょう。
同じように妻に断られた男性が相手であれば不満を分かち合いつつ、お互いに自信を持てるようになることもあります。
例え夫に背かれていても、自分のことを魅力的に思ってくれる人がほかにいるというのは心の余裕にもつながり、大変うれしいことでもあるのです。
大変なことを分かち合える
ダブル不倫は既婚者同士ですので、結婚したからこそわかる大変さや不満を分かち合うことができるのも大きなメリットです。
男性も結婚当初は恋人の延長のような感覚であっても、徐々に妻として母としての顔をのぞかせて関係が変化する女性へ持っている不満もありますので、互いの不満の解決法や疑問の答えを得ることができる場合もあるでしょう。
もちろん、その異性が考えている答えそのものではない可能性もありますが、それでも夫がどのようなことを考えているのかを知ることはある程度把握することができるようになりますので、自分には分からないと思ったことを質問できる、良き相談相手としてもお相手は活躍してくれます。
子育ての時にこういうことが大変だった、結婚してからこういう苦労をしたという話をするだけでも、同じような境遇で頑張っている異性に対して同情と親近感が湧くものです。
中には自分よりも家庭内の環境がひどく、どうにかできないかと頭を悩ませて親身になるようなカップルも存在するでしょう。
大変なことを分かち合い、そしてお互いに不足しているものを補うことで配偶者ではどうにもならない、足らなくて不満に思っている認証欲求を満足させることができるようにもなります。
自分が頑張っている、成果を上げたということを相手に認めてもらえるほどモチベーションが上がることもありませんから、特に男性はこうした認証欲求を満たしてもらえるだけでも交際してよかったと思う人は多くいでしょう。
女性の場合は家庭の愚痴を聞いたり、仕事と家事の両立の大変さを理解してもらったりすることでストレスを発散することができるので、どうしても我慢できないと思った時の駆け込み寺のような感覚の人もいるかもしれません。
交際の形はその男女それぞれですので、自分たちが納得できて満足できる形を用意できたのであれば、その分大きなメリットを得られやすくなります。
融通が利きやすく、互いを励まし合える
ダブル不倫においてスケジュール管理はかなり難しくなりやすいことが多く、家族の予定や子供の予定に忙殺されてまともに会えないという時期だって出てくることはざらにあります。
普通の独身者と既婚者の場合は、この会えない日が続いてしまうような状況になると独身者の方が不満を溜め込んでしまい、最悪の場合はひどい痴話げんかを引き起こすでしょう。
連絡が疎遠になり、冷たい態度を取られるくらいならまだ軽い方で、ひどい時には奥さんや周りに対して不倫しているのでは、と疑われかねないような接触の仕方をして、相手を困らせることもあります。
しかし、ダブル不倫の場合はスケジュールの空きが簡単にできない代わりに融通が利きやすいメリットが大きなポイントです。
互いに既婚者で、子供がいる点を理解しているのであればどうしても家族優先になってしまうことは嫌でも理解してしまえるので、ドタキャンになったとしても「仕方ないね、次の機会にまた行こう!」と納得してもらえます。
むしろ互いにそうしたドタキャンや予定がみっちり埋まっている状態になりやすいため、忙しさや家族サービスのための日を設けようとする姿に心配の方が募るものです。
男性であれば大変な仕事をこなし、毎日いろんな人に揉まれつつストレスを溜め込み、女性の場合は家事と育児、そして仕事もこなすあたりで疲労がたまっているはずなのに毎日やらなければなりません。
自分の配偶者の姿を見れば、相手も同じような状況に陥っているのではないかと心配になってしまうのです。
そのため、ドタキャンにも理解を示しますし、互いに「大丈夫?」「無理しないでね」という心配の言葉と一緒に「私も頑張ってくるね」「お互い今日も頑張ろう」と励まし合う言葉も自然とやり取りの中に出てくるのもやる気やモチベーションを上げることができる大きなメリットでしょう。
最悪ダブル離婚も…本気のダブル不倫につきまとうリスクや危険性
職を失う
ダブル不倫がばれてしまった場合、もちろん離婚に関しても大きなリスクや危険性として頭によぎりますが、それと同様に危ないのが職を失ってしまう可能性でしょう。
離婚したとしても生活していかなければならない、慰謝料の支払いだって出てくる可能性だってありますから、どうしてもお金は必要になってきます。
しかし、そんな支払いや生活のためのお金を稼ぐための職を失ってしまえば元も子もありません。
通常の不倫に関しても職を失う危険性が取りざたされているため、ダブル不倫に関しては遠回しであっても辞職勧告される可能性だって高くなります。
何せ既婚者である人を配偶者からモラルに反して寝取ったと言えなくもないので、信頼できるわけもありませんし、そんな人を雇い続けていると会社や企業の評判にも関わりますから、なるべく周りに風評被害が行く前に辞めてもらわなければいけないと雇用側は考えてしまうのです。
その仕事がどれだけ好きであっても辞めなければならない可能性は高いですし、万が一辞めなくても良かったとしても窓際部署に回されるか、噂が蔓延していないどこか別の地方にある支社に飛ばされてしまう可能性だってあることを忘れてはいけません。
相手の配偶者から復讐される可能性
離婚や職を失う可能性も考えるだけではなく、最も身体的にも気を付けておくべきなのが相手の配偶者からの復讐です。
奥さんの性格によってやり口は様々ですが、中には暴力沙汰に発展してしまうこともありますから、怪我につながってしまうことだって珍しくありません。
しかし、これは相手の旦那さんとダブル不倫で関係を持ってしまっている以上、反論ややり返すことは心情的にできないものです。
理性的な人は呼び出してお話をし、反省を記した文面とともに今後一切近寄らないというような、相手と二度と会わない、関係を持とうとしないと誓う文面の提出を求められることもありますが、発覚した後の怒りの度合いがひどい人の場合は一発殴らないと気が済まないといった人もいます。
中には傷害事件として通報されるレベルのものも出てくる可能性だって捨てきれません。
そんな復讐行為はあまり多くはないとしても、それ程酷いことをされかねないことをしている、またはこれからしようとしているのであるという事実だけは頭にいつでも入れておかなければならないでしょう。
例えどれだけ自分に必要なことだったと説いたところで、相手は自身のパートナーと不倫をした女性を決して許すことはありません。
ご近所に噂をばらまき、風評被害が広まる可能性は特に高いので、そのリスクは承知でダブル不倫に臨んでください。
家庭崩壊と慰謝料請求
ダブル不倫になって一番に想像されるのが家庭崩壊と連鎖的に行われる離婚協議です。
一度配偶者を怪しいと思った夫や妻は証拠品を集める場合もありますから、下手をすると夫婦喧嘩どころか家庭内での自分の居場所を一気に失ってしまうことにもつながります。
夫側からの信頼は一気に地に落ちますし、何より自身の両親には「こんな娘で恥ずかしくて仕方がない」といった言葉をかけられて絶縁されかねない状況に陥ることだって考えられるでしょう。
また、子供の親権は確実に夫が取りに来ることが多いです。
もちろん、子供の選択によって変わることもありますが、母が何をしたのか理解できるような年であれば、夫の手を取るのは目に見えて分かります。
そのため、夫と子供を一気に失い、家庭が崩壊してしまうのです。
そしてこの離婚の連鎖は不倫のお相手の方にも波及します。
夫が相手を訴えて慰謝料を請求すれば自然と相手の奥さんにもわかることですから、最悪の場合はダブル離婚に発展し、高額の慰謝料を夫と相手の奥さんから請求される可能性も出てくるでしょう。
ダブル不倫をどちらから誘ってきたのかで多少請求先が変わることもありますが、基本的にはどちらか一方からは確実に訴えられると思っておいた方が良いです。
この場合の慰謝料は高額にはならなくても、養育費の支払いなどの負担も出てくると総額が非常に高額になることが多いので、一括で支払えない場合もあります。
それほどの大きなリスクを抱えていることは絶対に頭に入れておきましょう。
既婚者男性や家族と揉めるのを防ぐダブル不倫のトラブル回避法
毎日の連絡は避ける
ダブル不倫においてトラブルの原因となることが多いのが、毎日の連絡です。
メールしかりLINEしかり、毎日決まった時間帯にスマートフォンを配偶者が触っていると相手の奥さんはすごく気にします。
仕事の連絡がたまたまその時間帯に来たのかもしれませんが、毎日ともなると一体何を誰と話しているのか気にしてしまうのです。
そしてそれが友人や同性の同僚や部下であれば、そこまで嫌がることなくスマートフォンを見せつつ何の話かしてもらうことができるので、企業秘密や仕事の内容の詳細に関しては聞けないことが多くても、それほど嫌がられる素振りは見せないでしょう。
しかし、スマートフォンを弄りつつも何の話をしているのかを聞いてはぐらかされてしまうと、一気に浮気の疑いが強くなってしまいます。
そしてこのケースは女性の方にも適用されることが多く、仕事の連絡が頻繁にはない職であったり、そもそも専業主婦だったりする女性が頻繁にいつも決まった時間にスマートフォンを弄っていれば夫も不審に思い始めるでしょう。
こうした不信感が募ったことで、スマートフォンのチェックが入りダブル不倫が発覚するというケースは非常に多いです。
そんな状況を簡単に生み出さないための回避方が、毎日連絡しないことにあります。
二日に一回、または三日に一回と連絡する頻度を決めておくことで、夫の不信感を多少和らげることができるようになるのです。
二日に一回であれば、誰か友人からメールやLINEが来ているといえば納得しやすいですし、何よりごまかしがききやすいのもメリットになります。
たとえ相手から毎日連絡が来たとしてもスルーして、日を置きながら返信をしましょう。
ちょっとした焦らしにもなるので、恋愛を楽しむ人には格好の駆け引きにもなります。
配偶者との時間は必ず多めにとる
ダブル不倫と一緒に行っておきたいのが、配偶者との時間を多く取るようにしていくことです。
夫との時間が少ないと、その分自分がおざなりにされているのではないかと不安に思ってしまうので、少しでも夫と一緒に居られる時間を作るようにすれば、自然と話すことが増えますし、たとえ話題が無くても一緒にテレビを見たりお酒を飲んだりするだけでも、夫のことを考える時間は増えます。
その考える時間は何もネガティブな考えであるわけではなく、夫の変化に対する新しい発見や一緒に見ていたテレビでの笑いのツボが同じだったという懐かしい気持ちにさせるポジティブなものであることも十分多いものです。
こうした夫と過ごす時間が増え、考える時間が増えることはダブル不倫を問題なく終えることができるようなる過程でもあります。
ダブル不倫は好奇心や体の関係を求めて始まることもありますが、家庭における自身の立ち位置に不満や不安を覚えたことが原因で始まる場合も多いです。
そのため、家庭や夫の対応に不満がある女性は夫ともにいる時間を増やすだけでも、その不満を時間が解消してくれるようになります。
特に夜の時間を少しでも増やしていけるようになれば、自然と不倫相手のことは考えなくなりますし、相手と会う必要も無くなるので何のトラブルを起こすこともなく別れられるようにもなるでしょう。
信頼できるカウンセラーを見つけておく
ダブル不倫のほか、こうした不倫においてありがちなトラブルが不倫がばれないかといった不安や家族を裏切っていることに対しての後ろめたさによる精神的な不調です。
誰に相談できることでもないので、自分一人の心のうちに溜め込んでしまったがゆえに最悪の場合は精神的な不調に追い込まれ、別れを余儀なくされてしまうといった女性はかなり多く存在しています。
特に不倫相手に本気になってしまった場合には、別れた後の自分への不安も入ってしまいますので、自分の将来にも不安を抱いてしまうのです。
そうした不安を解消するためにも、自分に合った信頼できるカウンセラーを探しましょう。
心療内科でも良いですし、専門のお悩み相談カウンセラーを探してみるのも良いです。
自分が安心して心の中を吐露できる印象の病院やカウンセリング施設なのか、担当する人はどんな人なのかを前もって調べておくとより安心して相談に行くことができるでしょう。
こうした施設において相談内容は個人情報の取り扱いと同様になりますので、たとえ家族であっても簡単には教えてもらえません。
念押しとして「家族にも誰にも話さないでください」と言っておくと、よりきちんとした対応をしてもらうことができるでしょう。
心の負荷を減らすため、不安を取り除くための方法としてとても有効な手と言えます。
ダブル不倫はどんな形でも終わりが来るもの。それを念頭に置いて覚悟をして行おう
今では表ざたになっていないだけでダブル不倫というのは意外と経験者が多いのも実態としてある世の中です。
共働きで忙しい時間を過ごすことも多い人は珍しくありませんし、子育てに家事、仕事と忙しい日々で休む暇もない女性はちょっとしたことでも認めてもらえたり、女性としての魅力があると思われたりしたいものですから、ダブル不倫に走ってしまう人も珍しくありません。
しかし、どれだけその一時が良いものであっても終わりは必ず来るものです。
場合によっては最悪の終わり方をしてしまうことだってありますから、トラブルを回避する方法を模索し、必ず終われるように準備をしておくことも大切です。
また、相手の家庭も自分の家庭もぐちゃぐちゃに壊してしまう可能性を秘めている行為でもありますから、それを念頭に置いて行動に移しましょう。