愛し合って結婚したはずなのに、どうしても旦那を気持ち悪い、生理的にここだけは無理!と感じることがありますよね。
想い合い、そして納得して指輪も付けているのにもかかわらず、なぜか気持ち悪いと嫌悪感を抱いてしまうのです。
実はその嫌悪感は女性の本能的な部分にあるというのを知っていましたか?
なぜ気持ち悪いと思ってしまうのか、嫌悪感があるときにどう対処すればいいのか分からない、そんな女性の悩みを改善できる対処法をこの記事では紹介していきます。
どこか旦那に対して嫌だな、と思ってしまう瞬間も含めて、夫への嫌な思いを対処するためにぜひご覧ください。
妻が旦那を「気持ち悪い!嫌い!」と感じる瞬間
不潔な部分がオープンになり始めている
結婚してくると相手の悪いところが浮き彫りになるというのはよくある話です。
交際中には彼も気を付けていて然程気付くことはなかったのでしょうが、結婚後は完全に身内として見られているのか、気が緩んでだらしない生活習慣や態度を徐々に表し始める男性も珍しくはないでしょう。
そのため、思っていたような清潔感のある人ではないという現実が「気持ち悪い」と女性に思わせてしまうのです。
食べるときにくちゃくちゃと音を立てて食べる、周りを気にせずおならやゲップをするといった生活態度から始まり、年数が経過すると体臭の問題も含まれてきます。
他には口臭がひどくてしゃべる気も無くしてしまう、と家庭における接触に少し距離を置いてしまう女性もいるほどです。
結婚前にはかなり気を付けていただろう身だしなみや周囲への気配りが、結婚した後にはまったく気を遣わなくなるというのはよくある嫌いになってしまう原因でしょう。
嫌だな、と思った時にはその人の不潔な一面が顔をのぞかせていないかチェックしてみると、より嫌いな理由が明確に表れます。
変な性癖や浮気が発覚したとき
結婚前は普通に接していたけれど、実際に家庭に入ると見えてくるのは何も不潔な一面だけではありません。
その人の性癖や、中には数年来の他の女性の影だって見えてくるでしょう。
変な性癖としては、被虐趣味であったりマザコンだったりといったものが主なものですが、女性が納得できるかの問題ですので、心が広い人であれば受け止められる人もいます。
マザコンに関しても「お母さん思いだね」と受け止められるようなひどい状態の人ではないかもしれないので、個人差によっては許容範囲の場合もあるため、確認次第で対応は変化するでしょう。
しかし、それ以上に大変なことになるのがほかの女性の陰です。
つまりは浮気しているわけですので、結婚生活にひびが入るだけでなく、彼と浮気相手の交際の進展の度合いによっては離婚の危機にも陥るでしょう。
この時点で妻である女性は悲しいと泣きながらどうにか夫を取り戻そうとする人と、完全に好意が冷めて離婚しようと動き出す人に別れます。
自分はあれだけ愛して尽くしてきたのに、と裏切られた気持ちが強くなり、好意を抱くどころか憎しみの方が勝ってしまうのです。
もはや好きという次元ではなく、嫌いまたは憎たらしいとしか思えなくなってしまうでしょう。
性癖は拒絶反応をきっぱりと示してしまうレベルのものと、マシなものとで反応が分かれますので、実際にその性癖に関して知らなければどう反応するかも分かりません。
しかし、重度なものでなくても女性が嫌悪感をわずかにでも抱く可能性が高いので、おかしな性癖がある可能性を感知したのなら、少し探ってみるのがおすすめです。
性癖に関しては話し合いで多少度合いを抑えることも可能でしょう。
逆に浮気の発覚に関しては早急に動くべきときと、時間をかけたほうが良い時があります。
早急に動くべき場合は浮気が確定的な時です。
浮気が確定的なのであれば、今後の方針を女性は決めなければならず、特に離婚や親権に関しての問題、慰謝料や親族への説明といった考えなければならないことがたくさんあります。
特に彼の両親への説明と浮気相手との話し合いの際には弁護士を伴っていた方が離婚をするとしてもスムーズに行われるので、自分で離婚に関する深い話し合いに自信がない人は弁護士への相談と依頼への時間が必要になる場合もあるはずです。
早急に動いておけば、浮気が確定的な状態なら自身に不利な要素のない状態で立ち回ることができます。
逆に浮気が確定的ではない場合は時間をかけたほうがおすすめです。
証拠品も不足しており、なおかつ浮気相手だろう女性とのやり取りも同僚などの範疇に収まっている状態の場合、下手をすると相手も巻き込んだ厄介事を引き起こしかねないでしょう。
浮気をしていたわけではなく、単に相談に乗ってもらっている、男女どちらでも使える名前の男性であるという可能性もなくはありません。
浮気をしているという確定的な証拠、確信が得られる場面に遭遇するといった状況ではない限り、証拠集めや浮気調査を依頼するといった、夫の周辺をきちんと把握するための時間も必要です。
好きな気持ちが無くなったとき
結婚して数年経つと、ずっと一緒にいるのが災いしてだんだんと好意が薄れていくというのも、夫に対して「好きじゃない」と思わせる要因の一つでしょう。
毎日毎日同じ顔を突き合わせ、代わり映えのない日々を送っているとどうしても相手に対する好意が減少していき、最後には好きじゃないなと思わせてしまいます。
特に結婚して数年経っているとどうしても相手の嫌なところもオープンになってしまい、好意が無くなるとともに悪いところばかりが目に付くようになり、嫌悪感をさらに抱かせてしまうでしょう。
好きな気持ちが無くなり、夫婦とは言いつつもそれほど好意的な仲ではなくなって、最後には子供のことに関してしか互いが関わらない場合も多く存在します。
夫婦間のことにはノータッチで、仕事や家事に対しても全く手を差し伸べようとはしないのです。
女性は自分も相手をそれほど好きではないのだし、あまり必要以上に関わらなくても良いと思いつつ、そのほかのストレスによって家事に参加しない夫への不満や苛立ちを余計に募らせてしまう場合もあります。
忙しいのはわかるけど、子供のことくらいはしてほしいと思い、余計に嫌いな要素が増えていくでしょう。
長年連れ合ったとしても、好意を完全にそのままの状態で維持し続けるのは至難の業です。
交際しているときや結婚当初は互いが愛情に満ち溢れ、子供も生まれたのならお互いが一緒に頑張っていこうと手を取り合っていたとしても、時間の流れというものがあります。
穏やかな夫婦でいられる組と、徐々に険悪になってしまう組があるように時間の流れとともに嫌いになってしまうというのも良くあるのです。
もちろん、時間の流れとともに別の嫌いな要素が増えてしまうこともあるので、好きじゃないと思った時には相手の何が気に食わないのかを詳細にしてみましょう。
女性の本能が原因!旦那を気持ち悪いと感じる理由
夫の臭いでイメージする
気持ち悪いと思う理由としては、普段の生活習慣や態度、見た目といったものが一番に目につきますが、それに付随する臭いというのも重要です。
臭いはその人のイメージをより悪くさせることにもつながりますし、何より夫に対しての嫌悪感を抱いている状態であれば、臭いを感じることでより悪いものを思い出させ、嫌なイメージを直結させてしまいます。
更に、結婚後それなりに年数が経っており、加齢臭なども気になる年代に差し掛かると生理的な嫌悪感もあり、余計に悪化しかねない状態です。
普段の洗濯物も腋臭や体臭であまり触りたくないと思ってしまうでしょうし、何より布団やシーツは別々で、ベッドも少し離れたところで寝ようと行動に移す女性もいます。
それほど臭いというのは確実に記憶に残り、他の記憶も呼び起こさせてしまうのです。
いい匂いや良い記憶であればよいのですが、そうでない場合は生理的な嫌悪を及ぼしかねないため、夫の臭いが気持ち悪い、臭いと感じた時に何か嫌なことを思い出すのなら、思い出したことが女性にとっての嫌だと感じた何かである可能性は高いでしょう。
愛情より母性が勝る
女性は愛情と母性がいつでもせめぎ合っている状態の人もいます。
特に子供がいる女性の場合、夫への愛情と子供への母性の切り替えがうまくいかず、どちらかにだけ愛情や母性を集中させてしまうため、うまく夫婦間や親子間のやりとりが行えなくなる場合があるのです。
その中でも特に多いのが、子供に対する母性が勝ってしまうことでしょう。
痛い思いをしながらも確かに自分で産んだ我が子は可愛いものです。
夫よりも大事にしてあげたいし、しっかりと良い未来を歩めるように支援してあげたいとも思うでしょう。
そのため、子供のことに尽力して夫に対してはおざなりな対応になることも珍しくはなく、結婚した後と子供が生まれた後での対応に差ができてしまうのもしょうがないことです。
けれど、夫の方は子供が大事だとはわかっていても、自分に構ってほしい生き物でもあります。
子供のために自分から徐々に離れていく妻を追いかけて捕まえたいとも思うため、子供が小さい頃は構ってほしいと鬱陶しく絡んでくることも多いです。
しかし、そんな絡みも母性の方が強くなってしまった女性からすれば、鬱陶しいことこの上なく、嫌ってしまう原因にもなりえるでしょう。
特に子供のためにあれこれ頑張って家事と育児を両立し、さらに学校行事への参加に仕事と忙しい毎日を過ごしている女性であれば、より夫に対しての対応がおざなりになりやすいです。
そのため、忙しいのにもかかわらず構ってくれと子供のようにせがんでくる夫に嫌気が差し、どんどん嫌ってしまいます。
また、逆にせがむのではなく家事や育児に対して参加もしないであれこれと指示だけ飛ばすような夫に対しても不満から嫌ってしまうこともあるでしょう。
母性と愛情の切り替えがうまくいくのであれば、それほど嫌うことはない原因ではあるものの、忙しさや疲れ、そして夫婦間の現状によっては一気に嫌ってしまうこともありえます。
嫌だなと思った時にはお互いの距離感やいやだと思う行動について、少し話し合っても良いです。
それで嫌だと思ったことが改善されるのなら、あとは余裕のある時に夫と子供のそれぞれの対応を少しずつ考えていけば、嫌う感情を徐々に少なくしていけるでしょう。
改善できない場合は「そういう人なのだ」と切り捨てて、子供に構う時には子供に、夫へ対応するときは夫にとそれぞれ集中して対応することである程度の対処ができるようになります。
疲れやホルモンの問題
夫に対して嫌だな、嫌いだなと思う女性の多くが疲れやホルモンバランスの崩れが要因となっているといわれています。
疲れているのなら夫の小言を始めとした言葉にいら立ちが募り、さらに嫌悪感を抱かずにはいられない状態になりますし、ホルモンバランスの崩れになると体調不良なども相まって夫の対処が嫌になってしまうこともあるでしょう。
中でもホルモンバランスが崩れやすいのが妊娠、出産後や更年期に入ったときです。
他にも生理によるものもありますが、理解のある夫であれば生理時の不機嫌さはある程度把握していることも多いので、「ああ生理か何かで機嫌が悪いのだろう」と気遣うこともあります。
月に一度、妊娠したり不順だったりしない限りは起こってしまうことなので、そういう時期かと男性も把握している可能性は高いです。
しかし、妊娠や出産、そして更年期というのは唐突に訪れます。
妊娠と出産はほぼつながっているので、体調不良や苛立ちを始めとした精神の不安定さは徐々に理解を示してくれるでしょうが、悪阻や出産後の体調不良に夫の嫌な部分が重なると嫌ってしまう女性は多いです。
特に体臭や口臭といった臭いに関連する部分は敏感になってしまった妊婦には最もつらく、嫌いやすい部類の嫌な部分になりますので、清潔を心がけてしっかりとケアしている男性でなければ近寄ってほしいとも思わない女性は一定数います。
更年期は加齢とともに徐々に起こるものですが、体調不良や不安感といったものが付きまとうため、怒りやすくなる人も多いです。
更年期ほどになると夫婦間も相応の年数を重ねており、すでに嫌な部分が丸見えになっていることも珍しくはないので、いい部分以上に嫌な部分ばかりが目に付いている状態でもあります。
そこに精神的な変化も加わることで、余計に嫌な部分が嫌いになってしまうのです。
更年期になると不安定な精神状態を安定させるために病院に通う人もいますので、不眠症や不安神経症といった症状をより悪化させる原因として旦那への嫌悪感が働きかける可能性もあります。
あまり嫌っている要素が無いのであれば、休んで疲れを回復させる、ホルモンバランスを整えるための方法をいくつか試してみて、増減を落ち着かせるといった方法を取ってみましょう。
自分自身でどうにかできないときには、ホルモンの問題は病院で相談するのも一つの手です。
更年期に差し掛かっているのであればなおさら、一度かかってホルモンバランスを整えるための解決策やビタミン剤などを処方してもらうのが良いでしょう。
妊娠や出産後の心の不安やストレスは吐き出すことである程度マシになることも多いです。
気を許せる友人や、かかりつけの病院の先生に相談するだけでも意外と軽くなりますよ。
旦那を気持ち悪いと感じたままでいる事の弊害
ストレスが溜まりやすくなる
旦那に対して気持ち悪いと感じたままでいると、一緒に過ごすたびにどうしてもストレスが発生してしまいます。
見た目、口臭、体臭、生活態度や行動の品のなさ、それぞれ嫌だと思うところや気持ち悪いと思うところは違うものの、全く改善されないままだとその嫌な面ばかり見てしまい、どうにかしてほしいといら立ってしまうものです。
口に出して「口臭すごいよ」「加齢臭、最近気を付けたほうがいいんじゃない」「お腹出てきたね」と言えれば良いのですが、簡単に口に出せないのも現状というものでしょう。
夫の機嫌が悪くなるばかりか、最悪の場合は喧嘩にも発展する可能性もあるため、言わずが花とばかりに心の奥底に溜め込んで、他でストレスを発散しようと思うのが多くの女性です。
下手に触れると自分が損をする、嫌な思いをすると分かっているからこその回避方法ではありますが、発散方法がない場合は溜め込んだものが破裂してしまいます。
ストレスの発散方法を考えるのも良いですが、こっそりと夫の嫌な部分を改善できるように手を回しておくのも良いでしょう。
体臭や口臭が嫌ならその嫌な臭いに対処できる歯磨き粉やボディソープを購入しておく、体系や見た目が嫌ならまず食事をこっそりと改善させるための食材で整えておくのもおすすめです。
もちろん、できる範囲で構いませんし、できないものに関しては諦めることになります。
しかし、一つでも改善できればそれだけ心に住まうストレスを排除できるようにもなるので、我慢しなければならないことも多少減らせるでしょう。
夫婦喧嘩になりやすくなる
嫌なものをそのままにしておくと、不快感や不機嫌さが徐々に増してしまうのは良くあります。
ごみをそのままにしておく、散らかったものを注意しても片付けないといった日常の苛立ちと同じように、夫への嫌だと思う感情はそのまま夫婦喧嘩の火種にも発展してしまうのです。
当初は不機嫌な妻に対して少々気を使っていた夫だとしても、不機嫌さながらの状態で当たられるようになると、喧嘩にも発展します。
女性としても夫に耐えがたい嫌悪感を抱く何かがあるわけなので、それを改善してほしいと伝えることはできるでしょう。
しかし、夫が嫌な部分を改善する見込みがない、面倒だからと後回しにしているのがすぐに分かるといった不真面目さを直視してしまえば、あとは耐え切れなくなった妻から喧嘩を吹っかけてしまうでしょう。
夫の方も仕事や家事の参加で疲れている状態で喧嘩を吹っかけられれば、感じていた妻の不機嫌さと家の中の空気の悪さで参っているので、喧嘩を買ってしまい、さらに大きな騒ぎになってしまいます。
喧嘩をして双方がストレスと不満に思っていることを吐き出し、和解するのであれば問題ありませんが、ストレスが溜まり、嫌な部分をいくつも見つけてしまっている妻からすれば、その部分が解決されるまでもう口を利きたくない、和解したくないと考えてしまうのです。
すると夫の方もそんな妻の様子から意固地になり、和解などしてやるものかと頑なになってしまいます。
結果として、夫婦喧嘩が耐えず、さらに関係に深い溝が刻まれてしまうでしょう。
このようなストレスが限界にまで至っている喧嘩はほぼ勢いと憤りだけで行われていることがほとんどです。
夫婦喧嘩が頻発するようになれば、子供がいる家庭では子供に対して悪影響を及ぼすことも考えられますので、一呼吸おいて喧嘩ではなく互いの嫌なところを改善するための話し合いに持ち込めるように心がけておくと小言の範囲で収まります。
セックスができなくなる
旦那に対し、嫌な思いや感情を抱いているときに一番つらいのはセックスでしょう。
性行為をしようとすると、見た目や体臭、口臭といった嫌な部分のほとんどを目の当たりにしてしまい、なおかつ至近距離で見るか触れるようにもなってしまうので、生理的な嫌悪感はより蓄積されていきます。
キスをして口臭がひどいのは嫌だし、裸で触れ合うのだから夫の枕や体の臭いも移りはしないとわかっていてもかぎたくないと思ってしまうのです。
夫も性行為前にはある程度シャワーを浴びたり、風呂に入ったりして清潔になるように心がけているでしょうが、中には性行為をした後に入るような男性もいますので、体臭に汗臭さやたばこ、香水といった、他の人から移された香りもするようになるでしょう。
臭いに嫌悪感がある女性にとって、鬼門になりかねない状態の夫と性行為をしなければならないのです。
それを想像するだけでも嫌だと感じてしまうのは当然でしょう。
旦那が生理的に無理な時の対処法:子供がいる場合
一人の時間を持つ
旦那に生理的に無理だと思う場所があったとき、子供がいると余計に忙しさや一人で頑張らなければという思いに押しつぶされ、ホルモンバランスが崩れたり、疲労が蓄積されたりしている可能性も考えられます。
夫の嫌なところは今そう見えているだけで、本当は疲れやホルモンの影響によってそう見えているだけかもしれないのです。
心にゆとりを持てていないせいで、身近に当たることができる夫の嫌なところを無駄に発見し、攻撃しようと気持ちが揺らいでいる可能性もあるでしょう。
そのため、まず攻撃的な心や夫への不満を落ち着けるためにも一人の時間を持つことがおすすめです。
子供が幼稚園などに行っているのなら家事が終わった後に軽く出かけて、一人でゆっくりと思い思いの場所で過ごすのも良いですし、仕事の昼休憩でのランチをおしゃれなカフェやレストランでゆっくりと摂るのも良いでしょう。
また、休日には夫に子供の世話を任せ、半日ほど一人でぶらぶらするのも気分転換になります。
とにかく自分の心境や攻撃的な態度をどうにかしたい、嫌悪感を少しでも薄くしたいと思った時には一人の時間を持てるようにしましょう。
疲れているのなら気分転換や一人の時間を持つことでリラックスした状態で休むこともできますし、余裕がないなら子育てから一時的に開放されることで余裕を取り戻すこともできます。
直接告げる
一番簡単に解決できるのは、直接夫に向かって不満をいうことです。
「ここが無理なの」「直してほしい」と真剣に、かつ喧嘩しないように冷静に伝えるだけでも夫も「そんなになってるのか」と逆に周りからどんなふうに見られているのかを気にし始めるので、改善してくれる場合も多くなります。
ただこの直接告げるというのはやはり勇気がいるものです。
妻から見たらそう見えるだけで、周りからはそう思われていないはずだと変な自信を持って告げた内容をはねのける夫もいないわけではありませんので、夫がきちんと他人の意見を受け入れてくれるかどうかも把握しておかなければならないでしょう。
また、告げたとしても改善に取り掛かるかどうかもわかりません。
口臭や体臭、髪の不潔さ、顔の皮脂過剰によるテカリというのは身だしなみにもつながるので、社会人である夫は改善しようと働いてくれるでしょう。
しかし、外見の変化に関しては自分がひたすら努力しなければならない部類は夫からもあまり良い顔をされない可能性があります。
年齢とともに徐々に蓄積される脂肪による肥満に関しては、休日や早朝、夜に運動するのも嫌だという男性であれば、即座に諦められてしまうでしょうし、指摘したところで本人がしょうがないと太っていることを受け入れてしまっていることも多いです。
改善させるためにも、直接告げた後に子供と一緒にスポーツをしてもらったり、練習につき合わせたりするのがおすすめでしょう。
女の子も男の子も今ではスポーツの習い事をしている子が多く、チームに所属して毎日練習やランニングを欠かさない子もよく見かけます。
そんな子供の練習の付き合いやランニングを一緒にしようという誘いは夫も断りにくいです。
ランニングは子供がまだ小さければそれほど長い距離を走るわけでもないですし、練習の付き合いになるとサッカーや野球は大人の方がむきになって必死になることも珍しくはありません。
お父さんやパパという単語を駆使し、子供と一緒にやらせることでダイエットや体の代謝をアップさせることができるため、肌の状態を整えて皮脂過剰をある程度抑制することもできるでしょう。
また、夫用のシャンプーやボディソープがあるのなら、それぞれ臭いに対して対処できる成分が配合されているものに変えてみるのもおすすめです。
直接伝えた後にあまり良い顔をされなかったのであれば、ボトルはそのままで中身だけ問題ないようであれば、使い切った後に入れ替えてしまいましょう。
口臭に関しては夫の仕事を盾に、「人と面と向かって合うわけだから」「エチケットで使ってみて」と歯磨き粉やタブレットを渡してみるのも良い方法です。
ママ友同士で語り合う
女性が夫に嫌悪感や生理的に無理だと感じるのは、何もあなただけではありません。
どこの女性も少なからず「ここが嫌」というところは感じており、なおかつ心のうちに溜め込んでいることが多いので、気が合うママ友や仲の良い既婚の友人で語り合うことで発散するのはとても良い方法です。
特に子持ちの場合、ママ友としてそれなりに交友関係が広がることも多いので、ちょっとした集まりの時に夫に対する愚痴や不満が始まることもあります。
そうした流れの中でお互いに愚痴を言い合い、不満や改善方法について意見を出し合うだけでも気分はすっきりとするものです。
同じ女性、同じ既婚者、同じ子持ちという共通点だらけの友人は、それだけ互いの不満に理解を示し、「わかる!」と賛同してくれるでしょう。
また、知らない人に対して相談するわけではないので、ある程度家庭の状態に関しての話も打ち明けることができる人も出てきます。
中には同じ年でもママや妻として先輩の人もいるので、結婚年数や子育て経験の豊富さから、目から鱗な情報を教えてもらうこともできるかもしれないので、ママ友同士で発散し合うことで解決方法を見つけることも可能です。
もちろん、デリケートな話題ですし、下手な人に話すと一気に噂として広まって「夫婦の仲が悪い」というような噂を立てられることも考えられます。
話題に出し、愚痴や不満を言い合うのであればきちんと信頼できるママ友に限っておくべきでしょう。
高校や大学時代から仲良くしている友人がいて、すでに子供がいる人であれば幼稚園や保育園のママ友ではなく、そちらの縁を頼っても問題はないです。
むしろママ友のように遠慮することがより無くなるので、自分の素の状態で思ったことをそのまま口に出すことができるようになります。
旦那が生理的に無理な時の対処法:子なしの場合
直接言う
子供がいなくても、嫌なものをどうにかしてほしいと思った時には素直に言うのが一番の解決法というのは定石です。
子供がいない分、家庭の雰囲気を壊したくないという意思が鳴りを潜めてしまうこともあるので、二人が冷静に話し合えるコンディションで向かい合ってどのようなところにストレスを感じているのかを説明しましょう。
無理なものは無理だと良い、改善できるのであれば改善してほしいと素直に頼み込むだけでも、夫からの態度は変わります。
唐突かつ喧嘩腰で一方的に言われてしまえば、男性は反骨精神やプライドから決して直しはしないでしょうし、逆に妻が勝手に言いがかりをつけてきたと苛立って夫婦の言い争いに発展してしまう可能性も高いです。
なにせ妻が夫に対して不満や嫌悪を抱いているのと同じように、夫も似たような嫌悪感を抱いていることも多く、中には嫌悪感があまりにも勝ちすぎて家に帰りたくないと、わざと遅く帰ってくるようにしている人もいます。
そのため、冷静に話し合えるコンディションでなければ悪いところを言い合うだけになってしまうのです。
冷静に、一呼吸おいて話し合えるコンディションに二人がなっているのなら、そこからはお互いに直してほしいところと改善方法の相談につながります。
加齢臭や体臭、口臭に関しては対応している製品を使ったり、デオドラントで抑制するように努めたりすれば良いですし、体系や抜け毛などに関しては食べ物や運動に気を使って、体質を改善していくことも良いでしょう。
お互いに改善方法を出し合えば、それぞれ取り組もうという気にもなりやすいです。
他の人に指摘されなければ気付かないところがあるのは誰だってお互い様ですから、直接自分から言いつつ、相手にも自分に直してほしいところは無いか、気になっている嫌なところは無いか聞いてみましょう。
一緒に改善しようと誘う
自分から「なんだか体臭が強い」「体系が前よりすごく大きくなったよ」などと言い出せないときには、妻の方が気になるから改善するのに付き合ってほしいと誘うのも良いです。
妻の方が一方的に嫌になっているだけで、夫の方からの態度がそれほど変わっていないのであれば、休日の運動やダイエットのための食事程度であれば快く付き合ってくれるでしょう。
特に男性の場合は会社の健康診断などで注意を受けている項目や女性のダイエットに関する相談で体系を気にし始めることも多く、一人でやるなら続かないかもしれないが、夫婦で取り組むのなら問題ないだろうと、二人で始める人も多いです。
体系や体質改善のための食事以外の、臭いに関しては汗や周りから移った何かの臭いを軸に攻めるのも良いでしょう。
夏場は外回りがある人はもちろん、朝夕の蒸し暑さに一気に汗をかいてしまう男性も少なくありませんし、夜寝汗をかいてしまう人だっています。
そんな翌日の汗臭さを予防するためと言ってしまえば、ある程度楽に予防するためのボディソープやシャンプーの取り入れは可能です。
子供がいない分二人できちんと話し合わなければならないことは多いでしょうが、それでも無理だというのなら自分が改善したいから一緒にしてほしい、と参加を呼び掛けるのも方法になります。
離婚を視野に入れる
どうあがいても改善されることはなさそうだ、または改善されても無理だと感じる場合は離婚も視野に入れておきましょう。
妻の方が一方的にとはいえ無理だと断じている以上、一緒にいても互いにストレスしか生み出さない夫婦となってしまいます。
特に妻はすぐに限界に達してしまう可能性も高いので、喧嘩をする毎日になる前に一緒にいるのを止めてしまうのも一つの方法です。
一緒に居なければ苦痛も感じませんし、何よりほかの良い人との出会いだって見つけられる可能性もあります。
この離婚に関しては、夫の浮気が発覚したときも同様です。
体質や不潔さといった嫌悪の原因であれば離婚しても慰謝料などの請求は難しい部分もありますが、浮気になると慰謝料の請求も可能ですので、あえてつらい想いを維持していくのではなく、慰謝料をもらってばっさりと別れてしまったほうがすっきりすることもあります。
夫も妻と離婚して浮気相手と再婚する未来もあるので、耐え切れないと考えた時には最後の手段として離婚も視野に入れておきましょう。
耐え切れないときには自分に合った発散方法と改善方法を
結婚したときは大丈夫だったけれど、年数を経るごとに無理になってしまったというのは、意外と誰にでもあり、よくある話です。
子供のころは食べられなかった野菜が大きくなると食べられるようになった、という好き嫌いに似通った話ですので、複雑に考えずに「ここが嫌い」「あれが嫌い」とはっきりとさせておいた方が良いでしょう。
何が嫌いなのかを明確にしていない限り、夫本人丸ごとを嫌ってしまいかねません。
特に夫は愛してもいるが、嫌いなところが嫌に良く見えてしまう身内であり、たった一人のパートナーですから、一緒にいて良い思いも嫌な思いもどうしても経験してしまいます。
そんな夫をまだ改善できるのならどうにか愛することができるのであれば、夫の嫌な部分を改善できるように手を尽くしましょう。
最善はきちんと告げて、本人が積極的に改善に取り組むべきことですが、どうしても夫には言えないという人もいます。
言えない言葉や不満はストレスとなって蓄積されていきますから、ストレスが爆発する前に自分に合った発散方法で少しでも不安と不満を解消してしまいましょう。
心にゆとりを持てれば、嫌な部分も多少穏やかな目で見ることができますし、夫に改善させるための話し合いの席を設けようと、考え方も前向きになってくれます。