結婚したけれど年々旦那が嫌いになっていく、という女性は別段少なくありません。
一緒にいることすらストレスになってしまうような人もおり、すでに家庭内別居すら考えてしまっている人も多いので、中には離婚すら意識して考えて弁護士に相談しているという人も存在しています。
けれど、嫌いとはいえ別段離婚するほどではない、別れるのはちょっと気が引けてしまうというケースもあれば、もう一度仲のよかったころに戻ってやり直したいと思う女性も一定数存在しているのです。
今回この記事では、嫌いになってしまった旦那さんともう一度一緒に過ごすためにストレスをなくすための過ごし方、考え方などについて詳しく調べてまとめてみました。
やり直せるのならもう一度やり直し、中の良かった夫婦に戻りたい女性は必見ですが、そうでなくとも夫を嫌ってしまう理由を知りたい人も是非ご覧になってくださいね。
旦那が大嫌い過ぎる!そう感じるようになる理由や日々のきっかけ
子供の妊娠を機に愛情がなくなった
旦那に対する愛情が消えてしまい、嫌いになってしまう理由の一つには子供妊娠が契機になることが多いです。
それまで夫に対してしっかりと愛情を持っていたはずなのに、子供が出来たことがきっかけで母性が芽生えた女性にはよくあることで、旦那よりも子供の方に比重が行ってしまい、優先順位と愛情を注ぐ対象を子供にしてしまうことで嫌いになってしまうという人も珍しくありません。
なるべく平等にと考えても、どうしても慎重になってしまう子供のことばかり考えて夫のことは二の次になってしまうのはもちろん、子供のことばかりの妻に「構ってほしい」とかまってちゃんになってしまう夫もいるので、鬱陶しいと感じてしまうこともあるはずです。
育児で忙しい、または出産を控えて気が立っていたり神経質になっていたりする妻からすれば、構ってほしいと駄々をこねる夫に対して嫌悪感が沸いてしまうのは仕方のないことでもあります。
父親になるのだからもっとしっかりしてほしい、駄々をこねるならこねるでもっとマイルドで大人として恥ずかしくないものにしてほしいと思ってしまうのです。
どんどん夫の態度や行動が幼稚なものになっていくにつれてひどい幻滅を覚えるものですし、何より子供のことを一緒に考えるでもなくひたすらに自分を優先しろという態度が出てくれば、あきれてものも言えなくなります。
決して悪いとは言わないものの、もう少し子供をおなかに抱えている母になる女性の気持ちや現状を考えてほしいとも思いますし、これからの生活で気を付けなければならないことに対しての不安を共有してほしいと思う不満から女性側がどんどん夫を嫌いになってしまうのです。
子育ての時期に入れば、より忙しくなった女性の負担を少しでも軽くしようとする動きがない限り、さらに嫌いになる速度は加速していくでしょう。
人に対する口の悪さ
女性が夫を嫌いになってしまう日々のきっかけの中には、他人に対する口の悪さも含まれます。
店員さんに対して大声であれこれと注文を付けたり、上から目線で言いたいことを言ったりなど一緒に居てひどく恥ずかしい気分を味わうようなことが複数回もあれば、「もうこの人と一緒にいるのは嫌だ」と思ってしまうのは仕方のないことです。
また、中にはため口でほかの人になれなれしく接する、妻や子供に対しての悪口が口さがないような人もおり、余計に一緒に居て疲れてしまうことや嫌悪感が募ってしまうことも珍しくはありません。
一緒に居て疲れてしまうような人はそれだけストレスになりますし、こうした口の悪い人と一緒に行った店はもう行くに行けないと思ってしまいます。
奥さんの中には旦那さんの口さがない言葉に対して店員さんに「すみません」「失礼しました」と頭を下げたことのある人もいるでしょう。
そんな夫に対するしなくていい尻ぬぐいまでやらされてしまえば、「この人は他人に対する常識を知らないのか」と憤り、嫌悪感を強くぬぐえないものにしてしまうのは仕方のない反応とも言えます。
家事や育児を手伝ってくれない
妻が特に夫を嫌悪してしまう理由の中でも、最も該当する人が多かったのが家事や育児を手伝ってくれない夫に対するものであるという理由です。
毎日忙しく働いてくれるのは確かに感謝してしかるべきものでしょう。
家族の大黒柱であり、稼ぎ頭である男性は日々いろいろなストレスにまみれながら必死に会社でたくさんの案件や仕事をこなして日々の給料という家族のための生活費を作り上げています。
しかし、女性の中にはその忙しい日々を送りながらさらに家のことと子供のことまでやらなければならない非常にハードな毎日を送る人も存在しているのは確かです。
仕事も第一線で働くバリバリのキャリアウーマンとしての日中を過ごし、家に帰れば子供のためにあれこれと手を尽くしつつ、家族のための家事をこなす日々は非常に大変でストレスもたまります。
そこに夫が手を貸してくれ、子供の相手やお風呂を入れるといった子育ての大変な部分を担ってくれたり、洗濯や食事の後片付けなどを担ってくれるようになるだけでも、負担は大きく変わりますので、家事を分担することで互いに大変さを分かち合い、仲良く過ごす夫婦も現在では非常に多くなりました。
しかし、それでも中には「自分は外で稼いできているのだから」と家事全般を妻任せにし、自分は家の中でゴロゴロと過ごすだけという男性がいるのも確かです。
時折気晴らしに一人でゆっくりしておいで、と言われた時に家事全般と子供の世話を夫がしてくれると思いきや、帰ってきたら何もしておらず子供のことも家事も全部しなければならなくなったという経験がある奥さんもおり、こうした経験があればあるほど嫌悪感は強くなっていくでしょう。
とにかく一緒に家事を分担して分かち合えるような夫婦関係ではなく、一方に負担を任せっきりの夫に対しては嫌いになってしまう本音を隠し持つ奥さんはそう珍しいものではありません。
中にはバリバリにキャリアウーマンであった日々を捨てて家庭に入ったことに対しても憤りがあり、もう一度仕事に復帰したいのを我慢して家事と子育てをしている奥さんが、手伝いもしない夫に大変さを分からせてやりたいと思うこともあるでしょう。
夫に強い嫌悪感を感じるようになってしまう深層心理に隠された原因
こうするべきだと思うところを直してくれないのが嫌
夫に対して強く嫌悪感を感じてしまうようになる原因には、深層心理に隠されている理由が絡んでいることがほとんどです。
中でも特に多いのが、奥さん自身が旦那さんに対して「こうするべきだろう」と思っていることを簡単に旦那さんが破ってしまう、直してくれないというところが大きく関係している心理状況になります。
例えば「もっと家事を手伝うべきだと思う」と心の中で思っているのに旦那さんがそう動いてくれないことがストレスとなって、それを伝えたところで直してくれない状況が強く嫌悪感を抱く原因につながっているなど、自身が考えている、思っているような現実にならないストレスがとんでもない嫌悪感につながっているのです。
他にも「子育てをもっと手伝うべき」「家庭のことを顧みるべき」といったような奥さんが不満を感じて直してほしいと思っているところの数によって、さらに嫌悪感は強くなり、下手をするとさらに深層心理でこうするべきと思っていることが増えていくことも考えられます。
旦那さんが大変であるということ、何を言ったところでそう簡単には変わらないということが分かっているがゆえに、一層いら立ってしまうことだってあるでしょう。
奥さんとしてもどうにかしたいと思っているけれど、口に出せないことだってあります。
けれど、心の中にたまっていくストレスの原因や深層心理に閉じ込めている不満は簡単には解消しないのです。
そしてその苛立ちやストレスの中には、自分がその通りに動けないことを踏まえた恐怖や憧れもあるので、その憧れや恐怖を知って余計に腹立たしくなってしまう妻もいます。
「自分はそう動けないのに、夫ばかりそんな自由に動けてずるい」「どうして○○するべきなところで動こうとしないのか」と不安と不満、そして疑問で埋め尽くされて心の中もいっぱいいっぱいな状況に陥っている人もいるでしょう。
そんな心理状況に陥らせた夫に対して不満を持ってしまえば、より一層強く夫に対して嫌悪してしまうようになるのです。
自分ばかり頑張っているのが不公平
家事や子育てを任されてしまった妻の中には、非常に細かく子育てや家事を行って頑張る人もいます。
特に子育てを頑張る人は赤ちゃんであるのなら余計に気を遣って赤ちゃんがけがをしたり、病気をしたりしないように気を張って行うことも多いので、毎日毎日疲れ果てたように眠ってしまう人だって珍しくありません。
けれど、こうした頑張っている最中にふと「どうして夫はこんなにも頑張らないのか」と思うことが夫への嫌悪感や不満を自覚してしまうきっかけとなってしまいます。
仕事に忙しく、それほど家事や育児に参加しない夫の場合、特にこうした不公平さによる嫌悪感を抱くようになる妻は多く、自分がこれだけ頑張っているのだから夫もこれだけ頑張るべき、と夫に対しても同程度の家事や育児への貢献を求める気持ちが強くなるのです。
その気持ちが強ければ強いほど、女性が家事や育児に貢献してストレスと闘いながら、目を離せない赤ちゃんに苦戦しながら日々を過ごしている表れでもあります。
細かなところまでしっかりと掃除をし、健康のために料理を作りと日々を格闘している中で、旦那さんが大雑把に細かいことを気にせず毎日を過ごしたり、自分はそんな暇がないのに趣味や読書などに熱中していたりすると余計に腹立たしく感じてしまうのです。
これだけ頑張っているのに、夫はあんな風に自由に過ごしてうらやましいと思ってしまうことや、そんな時間が持てるならこっちも手伝え!と思ってしまうことが嫌悪感の源になってしまっています。
日々ままならない育児に格闘しているのであればなおさら、もっとこちらにもそんな時間を作れるように働きかけてほしい、負担を分担してほしいと思うのは至極当然です。
しかし、夫はそんな働きかけもしてくれないのが現実なので、余計に不満やうっ憤をため込んで嫌ってしまうようになります。
結婚当初約束したことを覚えていないのはひどい
今現在において、結婚する際にはいろいろと約束をしている人は多いです。
家事の分担であったり、育児の方向性だったりとそれぞれ話をきちんと行ってこういう家庭を築いていきましょう、と何かしらの約束をしてから結婚後も快適に過ごせるようにしている夫婦は珍しくなくなってきています。
しかし、夫婦生活が長くなるにつれてその約束が記憶の彼方に飛んで行ったり、体調不良や仕事の忙しさで何度か妻にやってもらったことをきっかけに怠けたりと夫の方が約束をきちんと守らずに、妻側に負担をかけてしまうことで嫌悪感を募らせてしまうことも多いです。
結婚当初はきちんとやってくれていたのに、今ではすっかり覚えていないの一点張りで家事も育児も妻任せ、という状況に陥っているのであればなおさら妻はひどい嫌悪感といら立ちを募らせて夫に対して当たってくるようになるでしょう。
最初のうちはちゃんとやってくれていたのに、どうして今ではこんなことになっているのかという疑問とやってくれない夫に対してのいら立ちがまじりあって、深層心理の奥にくすぶることが原因で強い嫌悪感を夫に向けて噴出する人もいます。
嫌いな旦那と暮らす方法:とにかくストレスなく夫との毎日を過ごしたい場合
笑顔で自分をだます
嫌いな夫に対してまだ離婚などは考えても本気でやろうとしていない、とにかくストレスなく暮らせるようにしたいという人は、笑顔を作ってみるのも一つの方法です。
嫌っている旦那に対して笑顔なんて作れない、と思っているのであれば自分のために笑顔を作るのだと思って練習してみてください。
何も旦那に対して笑顔を作って応対するのではなく、自分の気持ちを明るく前向きにし、家庭を円満にするための笑顔だと思い込んでおけばよいのです。
これまでの生活において、すでに旦那さんに対する笑顔というのは消えているのも同然だと思われます。
しかし、笑顔がなくなると家庭が冷たくつまらないものになるだけでなく、緊張感のある安らぎとは程遠い場所になってしまうのも当然です。
また、笑顔が作られなくなると表情筋の動きも衰え、ほうれい線のしわが濃くなるほか、顔のたるみも出てくるなど、美容面での大きなデメリットも見え隠れし始めます。
だからこそ、家庭と自身の美容、そして気分のための笑顔を作る練習をしておくのです。
旦那さんは冷たくなった妻の態度に対して現在のいら立ちの原因となるような行動や態度を取り続けています。
しかし、笑顔を向けてもらうだけで「あ、今日は機嫌がいいな」と思うだけでなく「久々に笑顔を見たな」と昔の仲のよかった夫婦の記憶を思い出し、「今日くらいは何かしておこうかな」と思うようにもなるでしょう。
笑顔を向けて過ごすようにするだけで、旦那さんの方からコミュニケーションを取ろうと歩み寄ってくるだけでなく、何か手伝おうか?と言ってくれるようになることもあります。
笑顔一つで旦那さんへの嫌悪感がある行動が多少改善されますし、自分の気持ちを切り替えて嫌悪感ではなく明るく前向きな気持ちを少し多くすることができるようにもなるので、どうしても気持ちが切り替えられないときには非常におすすめです。
あの旦那に向けて笑顔なんて絶対無理、と思っていると笑顔なんてとても作れません。
嫌でも作って自分のために家庭や旦那の態度を良くするんだという気持ちでやり遂げるくらいの気概でなければならないでしょう。
一度作れてしまえばあとは慣れなので、何度もやればやるほどきれいな笑顔を作ることができるようになります。
そのためにもまずは鏡の前で練習あるのみです。
自分だけの楽しみを見つける
夫に対してのいら立ち、ストレスを感じずに過ごせるようにするためにはやはりストレス発散の場所や機会を作るというのが一番です。
子供がまだ小さいうちであれば少々難しいところもあるかもしれませんが、ある程度大きくなってきたのであれば、保育園や幼稚園に通わせて自分の時間を作ることができるようになることもできるようになります。
その間に家事をすべて終わらせて、買い物がてら新しいカフェを見つけたり、自分が読みたかった本をコーヒーを片手に飲んだりと理想の時間を過ごすことができるようになれば、夫に対してのいら立ちも多少軽減できるようになるのです。
中には家事さえやっていれば、あとは子供のために頑張るだけと思って夫のことは二の次三の次にして、子供と自分のための家事と頭を切り替えて、家事を終わらせてから好きなように過ごす人もいます。
また、決まった生活費の中である程度やりくりできるようになったのであれば、へそくりを作り、溜まった段階でプチ贅沢を楽しむ方法もあるので、ストレス発散のための時間やお金を作れるように尽力する人もいるのです。
自分が何をすればストレスを発散でき、夫に対してのいら立ちを抑えられるようになるのかを一度考えてみると何を目的に頑張ればいいのか指標もでき、夫など目もくれずに努力するために集中できる奥さんもいるでしょう。
けれど、子供がまだ小さくそんな時間が取れないというお母さんもいます。
そんな人たちはママ友がいるのであれば、互いの家に行き来してお茶を飲みつつ話をしたり、カフェや喫茶店などで子供を連れてお茶をしに行くというのも立派なストレス発散の機会になってくれる時間です。
外出自体が家にこもりがちな妻にとって非常に刺激のある行動になりますので、赤ちゃんを連れていても大丈夫な店があるかどうか調べて、ママ友と相談しながらお茶会の準備をすると計画段階で気分も前向きになります。
また、ママ友同士の語らいというのは互いに共感できることばかりなので、赤ちゃんのいる家庭ならではの愚痴や不満、トラブルを遠慮なく語り合うことができるようになるのも大きなメリットです。
互いに旦那に苦労しているのならば尚更、良い理解者を得ることができるようになるケースも多くなります。
ただ、あまりにも自身の家庭について赤裸々に話すとうわさ話のネタにされてしまうこともあるので、話すとしてもある程度絞り、噂のネタにしないような信頼のおける友人の身にしておくと良いでしょう。
嫌いだからしょうがないと開き直る
ストレスのない家庭にするために一番楽なのは、夫のことが嫌いなことを認めてしまうことです。
嫌いなのだからしょうがないと開き直ってしまえば、嫌いなことを何とか我慢してまだ好きなように見せかける自身の努力や踏ん張りをほどくことにもなり、それまで張っていた緊張や心の糸をゆっくりと落ち着かせていくことだってできるようになります。
一度認めてしまえば、あとはもう取り繕うことも無くなるので夫に対して何を言ったところで無駄、居てもいなくても一緒だと思えるようにもなり、下手に夫婦仲の良い二人を作る労力を絞り出すよりもずっと楽に生活できるようにもなるでしょう。
また、嫌いなんだから仕方がないと思えば、夫に対して無視を決行しても心が痛まなくなる奥さんも多いです。
旦那さんも奥さんに対してもうそれほど興味がない状態になっているのであれば、互いにあったところで会話もない、視線も合わないといった空気の状況が作られます。
どちらかがモーションをかけてこない限り、干渉しあわないのでストレスも感じない夫婦にすることもできるようになるのです。
子供がいれば子供の前ではそれなりに仲の良い二人を演出しなければならないこともあるでしょうが、ある程度大きくなっていて夫婦間の仲についてあまり気にしないようであれば、嫌いだからこそ存在を認識しないように無視に努めるというのも心安らかに生活するための知恵になります。
嫌いな旦那と暮らす方法:夫に嫌いな理由を乗り越え成長してほしい場合
小さなお願いから試す
嫌いな夫と暮らしていくのであれば、なるべく夫に嫌いになってしまった理由についてを改善する、または乗り越えて成長した状態になってほしいと思うのも妻としては当然です。
一度は本当に好きになって結婚したのだから、もう一度一緒に過ごすのならばいやなところを直してくれている方が良いと思ってしまうのも仕方のない心境とも言えます。
そんな夫が嫌いになった理由をどうにか改善してほしいときには、まず小さなお願いから試してみるのがおすすめです。
何を伝えても無駄だったという奥さんは、いきなり大きな課題を旦那さんに押し付けていることがあります。
子育て全般を手伝え、家事全般を折半しろといったような旦那さんへの要求は、家事や育児にあまり貢献してこなかった旦那さんにとっては非常に大きく難解な課題にしか思えてなりません。
また、仕事で忙しくして疲れて帰ってきた身に全般を手伝え、折半しろという要求は逃げてしまわなければ大変なことになると旦那さんに思わせて当然の課題でもあるのです。
だからこそ、旦那さんに頼むのであればまずは小さなお願いごとから始めていくのがおすすめになります。
「手が離せないから、悪いんだけど仕事に行くついでに一袋でいいからごみを出してきてくれないかな?」
「あ、泣いちゃった。あの子を泣き止ませてくるから、食器を流し台のところに持って行ってくれる?本当ごめんね」
こうしたちょっとしたお願いの際に、自分がいま手が離せず非常に忙しいことを言葉の節々に入れてみるとより効果的です。
特に育児真っただ中で最も目が離せない赤ちゃんの時であれば、ばたばたと忙しくしている奥さんの姿を見て、「まあそれくらいならいいか」と許容してくれることが多くなります。
ごみ捨ての際には袋を1袋だけでいいから、と伝えておくと最初のうちは一袋しか持って行かなくても、その次に頼みごとをするときには「ついでにそれも持って行くよ」と二袋に増えていくことも多いです。
忙しい時にちょっとだけのお手伝いを頼むというのが、夫から家事や育児の手伝いを申し出てもらうには非常におすすめの方法になります。
また、中には頼まれたついでに久しぶりにやってみるか、と皿洗いや子供の世話を買って出てくれるようになる男性もいますし、妻の体調が悪いのを見て今日はすべて自分が引き受けると言ってくれる男性になってくれることもあるので、最初から夫が逃げ出すような無理を言うことなく少しずつ家事や育児に慣らしていくのがポイントです。
子供がお父さんが良いと言っていると伝えてみる
ある程度子供大きくなって、保育園や幼稚園に通っている状態であれば育児の一部を夫に任せる際に、子供にお父さんとやってみたいと言ってもらうことも非常に大きなポイントになります。
どれだけ夫婦間が冷え込んでいたとしても子供というのは夫にとっても妻にとってもとても大切な子ですので、妻には冷たくても子供には甘々な父親は珍しくありません。
だからこそ、子供が「お父さんが良い」と言ってくるのであれば、父親はそれに拒否を示すことが断然難しくなっていきます。
子供の送り迎えの際に少しだけお父さんとやってみたい、お父さんとやりたいという何かがあるのであれば、それを夫に言うついでに子供の面倒を一時的に任せるのもおすすめです。
例えば「お風呂をお父さんと一緒に入りたい」というのであれば、それを夫に伝えてみれば非常に喜ばれると思います。
子供の可愛いわがままを叶えてあげつつ親子の団らんを楽しむために、意気揚々とお風呂に向かうはずです。
このように、父親とやってみたい、父親が良いと言ってもらうことができるのであれば、育児の一部を夫に任せることができるようになります。
しかし、無理やり子供に「父親が良い」と言わせてもいけませんので、それとなく子供と一緒にいるときに
「今日のお風呂はお母さんとお父さんどっちがいい?」
と選択式で聞いてみるのが良いでしょう。
母親であるのであれば、仕方がないのでその時は一緒に入るのを承諾してください。
ただ、お風呂上がりのドライヤーや着替えの手伝いに関してはお父さんに手伝ってもらう?と聞くことができるので、その点は父親がいいと言えばお風呂上りはお任せすることができます。
逆に父親が良いというのであれば、お風呂に関しては父親に丸投げしてください。
お風呂上がりのドライヤーなどは奥さんが買って出て、すべて任せきりではなく一緒に育児をしているということを夫に印象付けるようにすれば育児に興味を持つだけでなく、徐々に子供からの要求では父親が構ってもらえていないと感じ、自主的に子供に構ってもらうために育児を張り切りだすことにつながります。
思い切って夫に言い張ってみる
嫌いなところをどうにかしてほしいと思っているのであれば、思い切って夫にそれを行ってみるというのも一つの方法です。
夫婦であってもなんでも分かり合えるわけではありませんので、言わなければ伝わらないことは多々あります。
特にお互いの不満に関しては円満な夫婦生活のため、家庭がぎすぎすしないために旦那さんも溜め込んでいることが多いので、一度その溜め込んだものをすべて吐き出すために互いに嫌なところ、直してほしいところを言い合うというのは解決方法としても非常に有能なものになるでしょう。
当然この言い合いによって多少仲が悪くなる夫婦もいますが、逆にそれが嫌だったんだと納得できるのであれば、一緒に改善していくために努力していくことも難しくありません。
互いに嫌なところがあると言われたとしても決して怒らない、直すために一緒に努力すると約束したうえで、不満点や直してほしい改善点について冷静に話し合うことをお勧めします。
ただ、直すと約束したとしてもすべてが完全に直せるわけではありませんので、良くて多少改善できる程度、無理をしない程度の直しであることはお互いに了承してから話し合い、直すための努力をしていくようにしないと不満がたまってしまうかもしれないので、注意が必要です。
嫌いな旦那と暮らす方法:ラブラブになりたい、夫婦仲を良くしたい場合
コミュニケーションを取る
今はこれだけ嫌いになっていたとしても、今までは好き合っていたのだからもう一度ラブラブな夫婦に戻りたいと思うのも奥さんとしては当然です。
ラブラブな夫婦時代に戻りたいと思うのであれば、まずは旦那さんとのコミュニケーションを見直してみるのが一番の方法になります。
新婚夫婦時代やその後嫌いになるまでの間の夫婦間はかなりコミュニケーションが密接に取れていて、その日あったことを互いに話し合ったり、子供がおなかにいた時には名前の話題や性別の話題で盛り上がったりしたはずです。
しかし、そんなコミュニケーションも無くなり、会話がなくなってしまっているのであればもう一度仲良く過ごすことなんて夢のまた夢に終わってしまいます。
だからこそ、まずはちょっとした短時間の会話だけでもいいので、コミュニケーションを取るようにしましょう。
話題が何であっても構いませんから、夫が返事をしてくれるようなものを考えて一緒に明るく話し合えるようなコミュニケーションを取っていくことが、相手からももう一度仲良くしたいと思ってもらえるための近道になります。
その際には絶対に夫を責めるような言葉は禁止です。
互いに罵り合うようなことにならないように、責めるような言葉は言わないようにしてください。
二人で過ごすだけの時間を作る
コミュニケーションを取る一環で、二人だけで過ごす時間を作るのも夫との仲を修復するにはおすすめの方法です。
子供がいるのであれば三人で動くことが多くなりますが、三人になると夫も妻も子供を優先してそれぞれを二の次にしてしまうことが多いので、二人での時間を作る方が関係を修復するのに適しています。
子供を保育スペースに預けたり、祖父母のところで預かってもらったりして夫婦二人で過ごすことができる時間を確保して、それぞれが行きたいところに一緒に行くデートを計画してみるのも良いでしょう。
一緒に過ごす時間ができれば、それだけ相手も新婚時代や恋人時代を思い出して、今の状況との比較を行います。
昔はあんなにも仲良く過ごせていたのに、今では妻は冷たくなって思ったような家庭になっていないと感じたのであれば、旦那さんの方も二人でいる今の状況が千載一遇のチャンスであるとも思うはずです。
中には妻がもう一度新婚時代を思い出すためにデートを計画しているのだと感じる人もいますので、妻の思惑や計画に乗ってもう一度仲良しな夫婦になるために尽力してくれることも期待できます。
改善のために助力する
ある程度仲が戻ったのであれば、多少自身と相手の嫌なところを聞いても「ああ、そこが嫌だったんだな」とお互いに納得できるような心の余裕ができていることが多いです。
だからこそ、お互いに改善のために助力していくのもまたラブラブの夫婦に戻ることができるチャンスになります。
直すためにここに協力してほしい、と協力をお願いされたなら喜んで力を貸してあげたくなるものですし、何よりパートナーが自分のために直そうとしてくれるのは配偶者としてみると非常にうれしいものです。
そのため、夫が直したいと告げてきたのであれば喜んで協力し、逆に自身の直すところにも協力してもらうと結束がより強くなるようになります。
なかなか直せないのだとしても、努力する姿を見るのは相手からすれば自分のために頑張っている姿に他ならないので、とても好ましいものです。
たとえ完全に直せなくても、自分のためにそれだけ努力してくれたのだと思えば一種の満足感すら感じられるようになります。
そうしたお互いの努力する姿をさりげなくチャックしつつ、励まし合うためにも協力は惜しまずに、二人で頑張るようにしていくと仲の改善は捗るでしょう。
嫌いな原因はあなたの羨ましさや恐怖を含むもの。自分が過ごしやすいように方法を選んでみて
夫を嫌いになってしまう原因の多くには、必ず奥さんから見て夫に対しての羨ましさや恐怖が混じっているものです。
どうしてあんなことをするのか、という恐怖のほかに、自分はこんななのにどうしてあの人は、という羨ましさがどこかしらに入っているため、夫に以前好意を抱くきっかけであったものが逆転して嫌悪感の原因になっていることも考えられます。
だからこそ、一度自分が夫に対して抱く嫌悪の源を理解する時間を取ってみるのがおすすめです。
理解してみると「夫が羨ましいのか」「夫の行動が家のルールと違うから怖いのか」と納得できる部分が多いに含まれているはずですので、それさえわかれば後は自分がどう夫と過ごしていきたいかで方法を選ぶだけになります。
もちろん、夫も妻の態度から冷たい反応を最初は必ず返してきますし、仲よくしようと最初にモーションをかけたとしても非常に困惑されるでしょう。
ただ、その反応もそれまでの妻である女性側の態度への反応そのものですので、やっぱり夫は私のことが嫌いなのだと思わずに、根気強く寄り添ってあげるようにしてください。
特に夫と仲良くしたいという人は、根気強く寄り添うようにコミュニケーションを取っていくことで、旦那さんも徐々に態度を軟化させてくれます。
自分たちに合った夫婦の関係を取り戻すためにも、まずは嫌悪感の原因をチェックしましょう。